嬬恋キャベツマラソン2013 | みやみの『住めばmiyako』

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で、つづき。



万座温泉を堪能した翌日は、一応ラン合宿のメインでもある、この嬬恋キャベツマラソンに出走してきました。



キャベツ、とか言うと、何とも可愛らしいファンランのような印象を与えますが、この大会、自称「日本一過酷なロードレース」。そして、遡ること3年前、一度だけ出走したわたしもはっきりと言い切りますが、「日本一過酷」、これ間違いないです。



とにかく、アップダウンがすごい。というより、アップダウンしかない。んもうこれトレイルのレースにカテゴリー変えちゃえばいいんじゃないの、と思うくらいの、坂、坂、坂。



いや、今年も泣きました。



会場は嬬恋パルコーレとかいうホテル付近。ここ、スカッシュのコートもあるので、スカッシャーには聞き覚えのあるところかと思います。最寄駅は「万座鹿沢」。ここからシャトルバスが朝一本だけ出ているのですが、ほぼ車がないと参加できないと思った方がいいところです。



ハーフの部は朝10時10分スタート。週間天気ではずーっと晴れマークだったので全く予想していなかったのですが、この日は朝から小雨が降り、しかも標高が高いので寒いったらありません。



げー、灼熱の太陽の下走れると思ったのにぃ、と少しテンションが下がりつつ、ぐずぐず支度をしていると、お。雨、あがってキター(・∀・)。



お約束の緑のウェアでスタートです。



photo:01



このコース、最初、ダーーーーッと下ります。普通、「あー楽ちん♪」と呑気にそのスピードを楽しみますが、この大会、下っているそばから不安が募ります。「これ、最後上るんだよな」。( ̄_ ̄ i)



およそ、3キロ近く下ったでしょうか。んで、フラットになるかと思えば、今度は上り。そして上ったかと思えば今度は下り。もう、言われるがまま、なすがまま、上り下りを繰り返していくしかありません。



コースは見渡す限りキャベツ畑。



photo:02



うーん、爽快♪と言いたいところ、その景色を堪能する余裕もなく、坂を上がったり下ったり、おまけにいったん止んだ雨もまた激しく振りだし、かなり過酷。



しくしく。誰だ、こんな大会出ようなんて言ったヤツ・°・(ノД`)・°・



一応、コースの過酷さはわかっていたので、このレースに限っては、坂道練習、トレーニングの一貫と位置付けて、速さを競うつもりはなかったのですが、びしょ濡れだし、坂はダルいしってことで、速くゴールしたいと自然とスピートが上がって・・・・たつもりなんですが、ラップを見ると、全然上がってなかったようですね。坂ってホント恐ろしい。



で、最後の上り2キロ・・・は、すみません、あたし歩いちゃいました。



これまでランナー人生、フルもハーフも一度も歩いたことはなかったんですが、ええ、3年前同じコースを走った時ですら、一度も歩くことなく「神」と崇められたものですが、もしかしたら、悪いクセがついてしまったのかもしれません。そう、先月出走した100キロマラソン。当たり前のように「上りは歩く、これ鉄則」と体に教え込ませてしまったもので、坂を歩く、ということに何の抵抗もなくなってしまったんですね。これ、全然ダメです。ホントにダメです。早いとこ修正しておかないと。



で、最後残り500mくらいで、歩いてゴールするのもかっこ悪かろうという見栄っ張りな理由でのろのろ走りだし、無事、ゴール。



photo:03



結果・・・・は、ハーフ人生、最鈍足の2時間13分13秒。これ、ハーフのタイムじゃねーな。(・ω・) いくら日本一過酷なレース、と言っても、カテゴリー別120人中40位。こりゃ、全くもって不本意です。



万座できゃっきゃ言ってないで、ちゃんと坂道特訓しろ、わたし。(_ _。)



とまあ、過酷、過酷と自称他称、前評判どおりのこの嬬恋キャベツマラソンなんですが、この厳しいコースも魅力一つ(M的な発言だな)。そして、運営も全くストレスなく、この規模にしては実に評価が高い大会なのではないかと思われます。



参加賞は、ホントなら新鮮なキャベツ一玉がもらえたようですが、荷物の関係で断念。参加賞は、Tシャツ。



これが三年前のヤツ



photo:04



で、これが今年の。



photo:05



すげー進化を遂げてます。デザイン可愛い。なんとなく、「20世紀少年」の「ともだち」を連想させますが笑。



単調なハーフマラソンに飽きた方、是非この「日本一過酷なロードレース」、一度ご参加の上、その過酷っぷりを味わって下さいまし。ドMには堪りませんぜ。フフフ