ラウラの夏。 | まきおの隠れ宿

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劇団スタジオライフの牧島進一です。
皆様との交流の場をコソッと増やそうとブログを始めてみました(^_^;)
内容は徒然、不定期更新になると思いますが、
宜しくお願い致します!

昨日5月15日。

かべぎわのカレンダリオ二日目、
そして、「ラウラの夏」の初日の幕が開けました!

台本は僕ももらっていたので目を通していて、稽古場最終日に一度通し稽古も観てからの、本番初観劇。

A初日もそうでしたが、やっぱり本番は違います。話の内容知ってても、やっぱり面白い。

ずっとAチームのみ参加していて、しかも殆ど映画館メンバーとは絡まない僕は、稽古中からどんどんシリアス方向に進んでいて、初めてBの通しを観たときは余りにぶっとんでテイストが違うので、逆に完全に観客として観ていました。

内容的には、Aチームのヒロインであるマレーネの姉にあたるラウラの恋にスポットを当てたラブコメディです。でも、全然それだけじゃなくて。


Aがカレンダーとマレーネの二人を軸に、それを取り巻く人々を描いているのに対して、Bは、映画館での日常に、ほんのちょっとした事件が起こる。そこにいる人たちがそこを軸に動き回るシチュエーションコメディに近いスタイル。
従って、舞台となる映画館メンバーの全員に見所がたっぷり。
特に、Aでは印象的ながらもあまり分量は多くないスカッキはBでは大活躍。
Aでは可憐なヒロインイメージのマレーネも、芯は同じく持ちながらも、また一味違った日常ならではのライトな表情を沢山見せてくれます。
また、ミルコとアルフレドの二人の関係も、Aでは見られない部分まで描かれていて。
そこにBのみ登場人物のタドリーニやジーナが加わるので、同じ映画館ながらもAとは違った空気感になっています。


そして、個人的感想ですが、Bアルフレド、めちゃめちゃかっこいい…
スーツキャラでもなければ銃を構える訳でもない、只の映画館の従業員。でも何気ない仕草や表情、言葉が、やけにカッコいい。カッコつけない格好良さ。でもって笑えちゃうようなとこも沢山あって…
土田さんにしか出せないだろうなぁこの味。
ホント好きですね~


そして、Bならではと言うとやっぱりモルテ。
Aチームだけ観るとかなり謎な人物ですが、Bでその全貌が明らかに!

この辺はネタバレなんであまり書けないんですが、カレンダー、モルテ、神父の三竦みは「ラウラの夏」の中に「マレーネの晩秋」の空気を漂わせる、最大の見せ場かもしれません。


両方観て初めてわかる。
それってちょっとずるくない?
そんなかべぎわのカレンダリオなのでした(^_^;)


ラウラの夏。

ホントにみんな素敵でした(≧∇≦)



今日は再びマレーネの晩秋!
そしてラウラの夏を挟んでもう一度マレーネの晩秋!

てんこ盛りの一日。

ぶっ倒れるくらい楽しみたいと思います!