7月6日。
今日は土曜日。
昨日一昨日の二つのチームを経ての一日二回公演。
とわともあの両チーム2の二日目の今日。世に言うニオチが懸念される日でもあった訳ですが、みんなそんなことに気づかないくらい、今日という日に集中。一回一回に命がけで挑む。当たり前のことですが、カリオストロ伯爵夫人という作品の空気や、生演奏や歌などのいつもと違う環境が、よりみんなの緊張感をいい意味で増しているような気がします。
昼も夜も、両初日と全く違う空気感でした。
昼のトワチームは、序盤は初日よりちょっと硬い印象で、僕の最初の出番あたりもちょっとヒヤヒヤしたところもあったのですが、中盤からは逆にフっ切れたように出演者みんなが勢いを増して、どんどん楽しくなっていきました。
終演後、ボーマニャンで燃え尽きた徹さんは楽屋で放心状態に。
元気な藤原さんに
「大丈夫か?納豆半分食うか?」
と言われ、
「……………うん、食べる」
と呟くように応える。そんな感じ。
「俺これ一日2回いけるのかなぁ…」
えチームのボーマニャンは徹さんなので、日によってはダブルヘッダー。
頑張れ徹さん!(>_<)
それにしても、続11人のバパはシングルでかなりの分量だったにも拘らず余裕すら見えた徹さん。ボーマニャンという役の体力と精神にかかる負荷はきっと物凄いんだろぅなぁと改めて感じました。
「ふう…」
そこに登場するまつしん。
筋トレ道具を手に汗を拭っている。
「いや~ラウールって心と神経めちゃめちゃ擦り減るんですけど、体力的にはまあまあ余裕なんですよ。だからバランス良く疲れさせないとと思って」
一同沈黙でした(笑)
ちなみに僕自身のことを言うと、今回はかなりバランス良く疲れます(^_^;)
精神的にも肉体的にも。
さほど出番も多くないのですけど…マチネ一回やるとドっときて、少しの時間楽屋で無になります(笑)
でも、徹さんもまつしんも僕も、他の役者もみんな、とても充実感を感じながらその疲れすら楽しんでいる。そんな気がします。
ヘトヘトになって立つのも面倒になるくらい心と体を動かして、空っぽになるまで自分がやりたいことをやれる。
そんな恵まれたことって、なかなかないんじゃないかって思うんです。
そして、そんなやりたいことをやっている僕たちを見守って下さる皆さんがいて。応援して下さってるからこそ、やりたいことを思い切りやれる。
幸せ以外のなんでもない。
本当に、そう思います。
明日も2ステージ。
心と身体が空っぽになるくらい本気で舞台で生きられる幸せを、噛み締めたいと思います!