『自閉症を克服しよう!』グループの仮説。:妊娠中の十月十日は、生まれてからの80年よりも大事。 | 世界一幸せな医者石川眞樹夫のブログ『今日も好い日だ』

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世界一幸せな医者石川眞樹夫が、子ども達と未来のために、人生を楽しむ生活「食う寝る遊ぶ」「薬を減らす生活」「バッチフラワーレメディ」「ホ・オポノポノ」であらゆる病気を治すノウハウをお伝えします。クリニックはこちらです→ https://www.hikarinoizumi.org/

おはようございます。クリニック光のいずみ院長石川眞樹夫です。世界と未来に幸せと笑顔を増やすこと。子ども達の苦しみを取り除くことが私の使命です。

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昨日ご紹介した「食事療法で自閉症が完治 ! ! 」の中から、自閉症発症についての仮説を一つご紹介させて頂きます。以下の書籍の144p、145pからの引用です。

 

自閉症の発症と症状の持続増悪については、現在も各種の仮説と研究が積み重ねられている途中であり、この仮説についても種々の批判的意見も出されているようですが、発達障害や、アレルギー体質の子ども達に食事療法を中心とした指導を行っている私自身の経験からは、妥当性のある仮説と思われます。

 

カンジダを中心とした「お腹のカビ」や、「ミルクのカゼイン」、「小麦グルテン」の除去がなぜ病状の改善に役立つのかを説明する事の出来る仮説です。そして、

 

『妊娠中の十月十日は、生まれてからの80年よりも大事。』

 

という真弓定夫先生のお言葉を思い起こさせる仮説でもあります。ぜひご一読下さい。

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リムランド博士と複数の研究者が当時作成した「DAN!(Defeat Autism Now !)自閉症を克服しよう!プロトコル」と呼ばれるマニュアルですが、この中に自閉症の発症に関する仮説が述べられています。それによれば、多くの自閉症児に同じような生物学的パターンが認められるようです。そのステップの概要を簡単にまとめると、次のようになります。

 

ステップ1:子どもが食物アレルギーなどの遺伝的素因を持って生まれてくる。(この事は、妊娠中に母親がミルク、卵、小麦などを摂らない生活をすることが、生まれて来るこどものアレルギーと自閉症リスクを減らす可能性につながります。石川眞樹夫付記)

 

ステップ2:または、発達のある段階ではしか・おたふくかぜ・風疹の三種混合ワクチンの接種を受ける、ばら疹や水疱瘡に罹患するなどにより”決定的な免疫負荷”が子どもにかかり、異常な免疫反応が誘発される。

 

ステップ3:その子どもが病気で病院にかかり抗生物質が処方される。

 

ステップ4:(抗生物質の副反応として)腸管内でカンジダが増生し、さらにカンジダが腸管壁を攻撃する菌糸形体に変化して、腸管免疫システムを攻撃してリーキーガット症候群(腸管浸漏症候群)を引き起こす。

 

ステップ5:それとともに、ミルクカゼインや、小麦グルテンなど特定のタンパク質の処理異常が種叔父、それらのタンパク質が適切に分解利用されないまま血流に乗って、グルテモルフィンやカソモルフィンなどのモルヒネ類似神経刺激物質となり、子どもの中枢神経系に影響を及ぼす。

 

キャリン・セルーシさんは、このステップの4が先で2が後に生じるのではないかと付記しておられます。

 

赤ちゃんは胎生時には無菌の羊水に浮かんでおり、生まれる時に母親の産道で腸内細菌の基本的パターンを吸入して来ます。出産前の女性、妊娠中の女性が抗生物質を服用したり、スイーツを沢山食べたり、コーヒーを飲んだり、飲酒し続けたりした場合、母胎の腸内細菌にはカンジダ菌が増えることになりますので、生まれて来る子ども達は生まれた時にすぐにカンジダ菌を腸内に住まわせることになります。このプロセスを考慮した時に、

 

『妊娠中の十月十日は、生まれてからの80年よりも大事です。』

 

と語られた、自然療法小児科医 真弓定夫先生のお言葉が思い起こされます。

 

妊娠中の女性が心安らかに、穏やかに暮らし、アレルギーの現任になる食べ物を避けることが、出生後の子ども達の自閉症リスクとアレルギー疾患リスクを大幅に減らすことに繋がります。

 

この情報が必要な人に、一人でも多くの妊婦さんに届きますように。

 

クリニック光のいずみ院長

自然療法医 石川眞樹夫