5月17日に、関東経済産業局から管内の3月の電力需要実績値の報告が出ました。
注目点は次の通りです。
・3月の電力需要は、総需要は278.6億kWhとなり、前年同月比8.5%増と13ヶ月ぶりに前年を上回った。
・内、自家発を含む産業用大口需要は、91.3億kWhとなり、前年同月比 15.2%増と13ヶ月ぶりに前年を上回った。
・業種別で見ると、非鉄金属、化学、機械、鉄鋼が急上昇している。
詳細は、下記URLをクリックしてご覧ください。
http://www.kanto.meti.go.jp/tokei/denryoku/20120517index.html
上記URLに添付されています総需要の月別推移を見ると、明らかに需要の右上がりの伸びが見られ、最近では1年前と余り変わらない値となっています。大震災後に懸命に取り組んだ省エネ・節電の機運が緩んできているのではと危惧されます。
省エネセンターでは、今年度は従来の省エネ診断に加えて、ピークカットを目的とした無料節電診断を実施することにしており、来週小職もこの診断に加わります。
省エネ・環境の牧野行政書士事務所