feel! | 何色の空の白い雲

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『JOY DIVISION』


イチバンだと思います。

30年経っても未来的で特異なサウンド。

ダンサブルで高揚感を与えながら、同時に絶望的で破壊的叫びを感じさせる…


そう、イアン・カーティス。


私はニューオーダー派ではないのです。




先日『コントロール』を鑑賞して、本日上記のドキュメンタリーを鑑賞しました。


前者は、彼と妻と愛人にフィーチャーしていて、主演のサム・ライリーとサマンサ・モートンの好演が光る、スタイリッシュなドラマという感じで、


後者を観てやっと、JOY DIVISIONというバンドと、イアンが自ら命を絶つに至った心情に、ほんの少し触れられた気がします。



イアン・カーティスをしても例には漏れず。



改めたイアンの人物像です。


作品を観る前の、音だけによるイメージでは、

彼の苦しみは、常人では思いもよらない異質なものなのか…

そんな、未知の世界を見ているからこその、特殊なサウンドなのか…

そんな風に考えていました。


しかし、どうやら彼も人間であったようです。


スターとしての自分の一人歩き、

フロントマンであるが故の苦悩。

そして、女性。


まるで社会の縮図かのようにベタな悩みを、彼は持っていたようです。



ただ、その深さが尋常でなかった事は容易に想像できます。






これでまた一人、宇宙人と思われる人物が消えました。


超人、偉人は、ある種突然変異のように生まれる…
何となくそんな風に思っていました。


生まれつきとは言わないが、少なくともアプローチは人と違うのではないか…



どうやらその問にNOと言い切る頃なのかもしれません。


シアトルの超人、鈴木さんも

2000本安打について、
「すごい事を達成するには、一本ずつ積み重ねるしかないですからね」

って言ってましたし。


はい、拡大解釈し過ぎました…



道は真っ直ぐ突き進むべきか。


という話です。



イアンは時代を正面から捉え、想いを爆発させていた。バンドメンバーとの化学変化により、超新星のサウンドを生み出した。


あの目を疑う踊りは、陶酔によるもの。


それだけの事なのです。



小手先で伝説は生まれない。