俳優との稽古は、格闘だ。
伝えたいコト、伝わったコト。
マキニウムの方法論は、本質さえわかってしまえば、後はどんな脚本だってどんな役だって稽古をやればやるほど上手くなる。おもしろくなる。魅力的になる。悲しくなる。
しかし、本質がつかめないと100回やっても1000回やっても進歩はとても遅い。
建築家の友人が、「演出家の仕事は、建築家の仕事に似ている」と言っていた。
自分のつくりたいものがあって、しかしそれを実際につくるのは自分ではない。大工さんであり、俳優である。
「伝えたいことを伝える」
こんな単純なことが、実はむずかしい。
しかし演出家や建築家は、それが仕事だ。
明日は俳優トレーニングだ。
明日も「伝えたいことを伝える」ために、格闘だ。