売掛金回収のお話しを。

会社を経営してると売掛金の未払いに当たることがありますよね。

外資系のコンピュータ関連企業で、2400万円の未払いもあったなあ。
入金予定日に入らなくて、担当者に連絡したら、なんと退職していた。
辞めた担当者のアシスタントが出てきて、辞めたので何もわからないんです、と。

上の人と話させてくれと伝えたら、アジアの責任者になるので日本にはいない、連絡もなかなか取れない、と。
埒が開かないので、今から行きますとだけ伝えて、新宿住友ビルだったかな、先方のオフィスに押しかけた。

そのアシスタントの若い女の子が呼んでくれたようで、日本の経理の責任者だという女性が出てきて、話しは聞いて調べてくれたが、、、社内的にそのような発注はない、と。
数ヶ月コンサルティングして資料も納め、仕上げのウェブサイトも納品して稼働してるのにだ。

担当者が勝手にやったこと、
私は経理の責任者で無関係、
担当者の上職はアジアのマーケティング責任者で今は連絡が取れないし、取れたとしても彼にも責任も権限もない、
と。

アシスタントの女子はコンサルティング期間中打ち合わせにも出ていたので、全てわかっているのだけれど泣きそうな顔して座ってるだけ。
金額も大きいし、絶対に回収するしかないので、、、
今すぐ入金手続きを取れ! 入金確認ができるまでは帰らない!!と伝えて、応接のソファで寝転がったのでした。

ひとまずお帰りください、社内で検討します、ここにいられても何もできません、困ります、、、って言うから、入金確認できるまでは帰らないです、帰るのは入金確認できたときか、払えないというならここを出て首吊るときかです、って伝えて、ソファで居眠りのふりをしたのでした。

アシスタントの子と経理の女性が何度も応接を出入りして、僕を帰そうと説得してきて、、、3時間超えたくらいで、経理の女性が、1000万円支払います、と。
これで応じたら、残金になる1400万円は未払いで終わる予感しかしなかったので、全額出ないと無意味と伝えたのでした。

さらに1時間近くして、いまから全額支払いしますが着金が明日になる、というので、先ずは支払い処理をしてエビデンスを見せてくれ、そうしたらこちらの銀行に連絡して確認とるから、と伝えて、こちらも銀行担当者に連絡とり経緯を伝え。

翌日着金で送金がされた確認が取れて応接室を出たときは18時過ぎだったかな。

後日、アシスタントの女の子と経理の女性とがアジアのマーケティング責任者という人とともに会社にお詫びにきて。
大変申し訳なかったと。それにしてもタフな交渉力だったと。

そのまた後日に、アシスタントの女の子が直接連絡してきて、牧野さんの下で働きたいと言われたっけ。かなりの美人さんでしたね。笑笑。

特に中小企業は、資金繰りの苦労もさることながら、そもそも入金を平気で遅らせてきたり、減額してくる相手先に四苦八苦しながら経営してるんです。
大手企業でのほほんと会社員してるひとは、そんなこと知らないでしょうけれどね。



母の命日でした。
都合事情により一周忌は2月にごく家族で執り行いますので、父と妹は横浜の自宅で仏壇で、僕は家内とふたりで午前中に文京区千石の一行院にお墓参りに。

一年は早いですね、とご住職。ほんとうに早くて、でも長い一年でした。
正直、いいことなんかほとんどなかった一年でした。
それでもこうして残された家族が元気でいられてるのは母の加護もあるのかなと墓前に手を合わせました。

可愛くて綺麗なほうがいいよね、お母さんもその方が好きだと思う、と家内がお花を選んでくれました。
実家の仏壇の方にはずっと長く家族ぐるみで親しくしていただいてきた方たちからとても綺麗なお花が届いたと。
有り難いことです。






明日から「次の一年」を迎えます。
まだ頑張らないとです、いろいろと。

100円で8時間を買いました。


古本屋が好きで昔からよく行きます。

月に二、三十冊は本を読むので、書籍代も馬鹿にならず。古書にもお世話になるわけでして。


本のデジタル化、コンテンツ、情報のデジタル化が、当たり前だけど、進んでいて、殆どのものがデジタルで手に入りますね。

Kindleも、iPadも使っていますから、電子本も買いますし、情報の多くをデジタルで「仕入れ」ています。


紙の本はいいよね、なんていうノスタルジィはありません。

ただ、紙の本を手にとって、ページを指でめくって読み進めるのは、デジタル情報とは違うインプットだと思ってはいます。


ものがたり、小説なんかは、紙じゃないとワクワクしないんですよね、おじさんだから、年寄りだから、紙の本で育った読者人だから。


小学校卒業までを過ごした東京の府中市では、3つの図書館から常に本を3冊ずつ借りてました。

大国魂神社(自転車の聖地ですね、オリンピックロードレースで境内をパレード走行しましたからね。あと、宮司さんが大学のゼミの先輩です。電話で昔々にお話ししたことしかないのですが。)の境内にあった、今もありますかね、中央図書館。

祖母がお風呂に通っていた西府文化センター(とい市の施設)の図書館。

団地に2週間に一度くる、マイクロバスを改造した移動図書館。

野球と読書しかしてなかったですね、小学生の頃は。


大学生くらいからかな、古本屋を利用しだしたのは。

社会人になり、それなりの収入を得るようになり、新刊本をかなり自由に何冊でも買えるようになっても、古本屋には行ってましたね。

古本屋にあるものはなるべく古本で買うようにしてた。


この何年かは、古本屋との付き合い方が変わりました。



大変心苦しく、申し訳ないなと思いつつも、100円とか300円とかの本ばかり買います。

新刊では買わないような本、デジタルにはないような本を求めます。


棚の前に立って、100円で時間を買うつもりで。

その本を読む時間、本の世界に入れる時間を100円で買うんです。

だから、なるべく知らない世界が良い。

読んだことのない作家、いつも読んだりしないジャンル、読みにくそうな本にわざと手を出す。




2冊で100円ですよ。

別世界に、8時間浸れるための費用として、安くないですか?!


書店主さんに、申し訳ないなぁってとても思いながら、100円玉を取り出して、8時間をもって家に帰ります。


いつまでも古書店がありますように。僕の目の黒いうちは。

自分勝手ですね。。。


一般社会においては、後出しはほぼ全て言い訳と捉えられます、というお話。

ジャニーズの一連の流れのなかには学ぶべきことが多いですね。

そう思っていたんだよね。
実は○○だったんです。
ことが起きてから、ことが終わってから、なんならことの最中に、その手のことを言うのはやめたほうが良いです。

なぜなら、
ほんとうにそう思っていたのだとしても、
ほんとうにそうだったのだとしても、
言い訳にしか聞こえないからです。

言い訳ほど不様でみっともないものはないです。
なんの成果も功利も生まないばかりか、相手にマイナスの印象を与え、それ以降の成り行きを悪くさせるだけです。

思っていることがあれば口に出す。
口にするのをやめて飲み込んだことは二度と口にしない、後から言い出さない。
伝えるべきだと思えることは必ず全て伝える。
伝えなかったこと、伝え忘れたことを後から言い出さない。

言い訳をしない人は頼られ、信用されるはず。
言い訳ばかりする人からはみんな離れていきますよ。




ダイエット中なのにうどんを食べてしまいました。
時間がなくて立ち食いのうどん専門店でしかランチできなくて。
言い訳です。。。




頑張ってる人に、頑張れ!って安易に言わないようにしています。


大丈夫だよ! もやたらとは言わないようにしています。


応援や声援はときにはとても力になります。

勇気や元気をもらえたりもします。

第三者からの応援はありがたいかと思えることが多いです。

スポーツなどの趣味や、難しい仕事やタスクなどに、好きで頑張っているときならばね。


しかし、、、

辛いのに頑張っているとき、無理してでも限界まで頑張っているとき、、、病気と闘っているようなとき、、、頑張って!という言葉を喜べない、受け止めきれないときってありませんか?


頑張れなんていわれると、こちらに余裕がないからなのですが、うるせぇな! いわれなくても頑張ってるよ! お前には関係ないじゃん! って思ってしまうとか。

僕はあります。人間ができてないからかな。


なので、頑張れ!は、安易に言わないことにしてるんです。


頑張れと声援や応援をしたい気持ちはあります。

でも、そこは、すごく慎重に、お相手にその言葉が功を奏すだろうかと考えて、タイミングを見計らって言うようにしています。


大丈夫! も同じです。

おまえにそれがわかるのか? 大丈夫なんかじゃないよ!いいかげんなことを言わないでくれ!ってときもあるじゃないですか。

他人が安易に言うことじゃないなって思うんですよね。


やまない雨はないさ、大丈夫だよ!

仕事で失敗し、というか仕事相手に騙されて、会社の資金繰りに行き詰まり苦悩していた知人に、別の知人かそう伝えたことがありました。


僕は、横にいて、んー? そんな簡単に言わない方がいいのでは? と思ったのですが、他の言葉をかけることはできなかった。

後悔しています、何も言えなかったこと、何もできなかったことを。

苦しんでいた知人は、その4日後に、自害してしまった。


あのとき、頑張れ!とか、大丈夫!とか、そんないいかげんなことを言ってはいけなかったのではないか(僕は言っていません、が、他の言葉もかけられなかったし、何もしなかったから「同罪」だと思っています)。


苦しいとき、厳しいとし、辛いときに、頑張れ!って言われると、もう頑張れないよ、、、ってなることもあるんですよね。

大丈夫!って言われると、ちっとも大丈夫じゃないよ、もうダメだよ、、、ってなることがあるんですよね。


本当に厳しい状況になったことがない人にはわからないかもしれないね。

頑張れ!や大丈夫!が、また頑張らないという選択に、もう諦めるという選択に進ませてしまうことがあるのだということは。


頑張れないときもあるし、どんなに頑張っても、やまない雨もある、ぜんぜん大丈夫じゃないときもあります。


今日は少し飲もうか?!って誘い、バカ話して、なんなら朝まで飲んで、あるいは日帰り温泉にでもいって一緒に寝て、朝メシ食って、、、いゃあ、今日もキツイなぁって笑いあって、、、少しして、お昼くらいにまた、今日も飲みに行くか?とか、明日は忙しいのか?とかLINEしてみたり、、、

頑張れ!大丈夫!って言う代わりに、そんなことしかできないけれど。

ウルセェなあ、しつこいよ、大丈夫だよ!って言われると、少しホッとします。


さぁ、今日も頑張ろう!!