これは、ワタクシが参加させていただいている海の環境NPO"OWS"がここ数年取り組んでいる「北限域の造礁サンゴ分布調査プロジェクト」の報告を兼ねたイベントです。

サンゴは一般に南の海でしかいないものと思われていますけど、実は東京湾や相模灘みたいな身近なところにも生息していることが知られています。
OWSでは、これまで断片的にしかわからなかった、こういった造礁サンゴの広範囲な分布調査を手掛けています。
実際のモニタリングや調査にはOWSの会員になれば参加できるので、ワタクシもおととしの夏に参加させていただいたりしています。
2010.8.10 #308 伊豆北川造礁サンゴ探索調査に初参加。
この写真・資料展はこれから全国を巡回展示されます。
今回は特別講演「北限のサンゴの産卵」が同時開催されていたので、ワタクシも参加させていただきました。
スピーカーはこの方。

青森県 海と森のナビゲーター 五十嵐健志
五十嵐サンはずっと東京湾のサンゴ研究をされてこられた方です。
落ちついた語り口でしたので、てっきりジブンより年上だと思いこんでいたら2つ下^^;
ま、よくあることです。
今はむつ市海と森ふれあい体験館の館長をされておられます。
講演は動画中心で、ワタクシのようなシロートにも充分興味深いものでした。
にしてもサンゴの産卵の瞬間って、アタリマエですけどかなり動物的です。
いかにも「生物を産み出す」感イッパイ。
日頃のワタクシの生活では決してお聴きすることの無い自然科学研究のハナシ。
貴重な時間でした。