先月、メーカーからの指示でエンジンのコンピュータプログラムを書き替えに行ってきました。
2011.4.14 #268 VWゴルフのサービスキャンペーン。
そのときに、別のトラブルがわかったので、今回改めて持ち込みました。
別のトラブルとは、
なんと!
インジェクションの交換です。

VW FSIインジェクション http://www.volkswagen.co.jp/experience/innovation/glossary/index.html#ans_head
例によってwikiからコピペ。
燃料噴射装置(Fuel injection system )とは、エンジンに装備される補機のひとつで、液体の燃料を空気と混合する。混合された空気の爆発・膨張を利用する。
空気の流れによるマイナス圧力で液体を吸い上げるキャブレターとちがい、燃料を圧力で噴射、拡散する装置のこと。
2011年では、噴出量、タイミングなど、電子制御式が主流。
...(-_-;)
ま、要は燃料と空気をうまい具合に混ぜてエンジンに「ぷしゅっ!」って噴き出す装置のことで、「うまい具合」の調整をコンピュータが考えるというヤツです。
ムカシはキャブレターという部品がこのシゴトをしていましたけど、今の自動車はほとんどインジェクションになっていますね。
ホンダなんか原チャリもインジェクションを使った電子制御になっているくらい。
これが、シリンダーごとにひとつづつ、Golfの場合は4気筒ですから4つついています。
これに不良が見つかったので、念のため4つとも交換したという次第。
ディーラーからもらった作業報告です。
最後の行に、
No.3シリンダーにミスファイヤー検出、インジェクター不具合のため、全数交換いたしました。
と書いてあります。
上のblogで、
「たまーにメーターのウォーニング・ランプがいくつか点灯する」
ことを書いたとおり、
ちょっと前からエンジンに不具合がありそうだ。
ということは感じていました。
でも、
ま、どーせディーラーで症状が再現しなかったら原因なんてわかんないよなー。
とか思っていたのですけど。
今のクルマのエンジンはタイシタもので、運転中に1回でもウォーニング・ランプが点灯したときは、全部そのLog(記録ね)がエンジンに残っているんですねー。
VWでは、そんなことがわかるテスターを、 "専用故障診断機:VASテスター" とか呼んでジマンしてます。
フォルクスワーゲン車専用に開発された故障診断機が「VASテスター」です。
VASテスターはドイツ本社とネットワークで接続され、それらから入手した最新の技術情報に基づき、車両のコンディションをすばやく正確にチェックし、通常の使用では感じない些細なトラブルでも確実に検出します。
だそーです。
今回のトラブルも、このテスターで検知さんれたLogのおかげでわかったワケです。
とってもホメホメです。
VASテスターエラい!
メーカークレーム扱いなので、今回の作業はすべてタダ。
おまけに新車12カ月法定点検も保証プログラムに含まれていましたので、一緒にやってもらいました。
だからこれもタダです。
ま、インジェクションってエンジンのイチバン上にくっついているモノですから、エンジンに元々ついている補機類をぜんぶ外さなきゃならなくて。
作業自体は3日もかかりましたけど。
他にもアイドリングのときに、不快な振動が出ていたのですけど、これもエンジン回転数を調整してもらって、今では解消しています。
たぶん回転数がちょっと低すぎたのでしょう。
今は800回転/m.で安定しています。
でもインジェクション交換なんて、初体験でした。
さすが輸入車!
とかヘンなところで納得してたりして。
今回のメンテナンスは、尾山台にある環八沿いのVW世田谷でやってもらいました。

ウチからだと、ここともうひとつ若林にあるディーラーが同じくらいの距離なのですけど、こっちのほうが広くて、ウチからのアクセスも良いので、キホンこれからもこっちにお世話になろうと思っています。