3/16から3/23まで東京から災害派遣医療チームのメンバーとして、被災地に派遣された一人のナースのblogがTwitterとかで話題になっています。
goo blogの中でアクセスランキング4位になっていました。
"flower-wing"サンというHNの方です。
JKTS(goo blog)
被災地へ医療スタッフとして行ってきました。
短い間でしたが貴重な体験となりました。
flower-wingサンは、以前にフライト・ナースの資格を取るときに、もれなくついてくる災害医療に関する"DMAT"の資格も取っていたために選ばれたそうです。
DMATって何だろうと思って調べてみました。
DMATとは?(DMAT事務局サイト)
医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チーム。
Disaster
Medical
Assistance
Team
と呼ばれるチームがあるのですね。勉強になりました。
このblogには、凝縮された8日間の様子が生々しく描かれています。
彼女が派遣されたのは、2,400人もの死者・行方不明者を出した陸前高田市です。
昨日も、こんな悲しい記事が出ていましたね。
2011.4.6 朝日新聞 「陸前高田市長の妻、遺体で確認 激務のなか安置所で再会」
blogから一部をコピペします。
何の匂いだろう?
焦げ臭い匂いがつーんと鼻に抜けていきました。
あとすごく静かでした。
報道のヘリや自衛隊のヘリが上空を旋回している音だけが響いている感じ。
テレビで映されているのは報道規制のなかの範囲内でそれでもあの映像。
映されない、テレビで流せない現状をこの目で見てきましたがそれはもう地獄でした。
案内されている隣で自衛隊の方が瓦礫や木材をどかすと泥だらけになった遺体が必ず出てきて。
全く知らないヒトのblogですけど、インパクトは強烈です。
失礼ながら最初はフィクションかな?と思ったくらい。
でも、これもTVには写らない震災の姿なのだろうなと思いました。
とてもずるいですけど、これが東京じゃなくてよかった。
ついそんなことを思ってしまうほどの手記でした。
ぜひ一度お読みになってください。
JKTS(goo blog)