開幕戦のオーストラリアでは、小林可夢偉( sportsnavi )クンは8位でゴールでしたけど、リアウイング違反で失格になってしまいました。
今年のオーストラリアGPで象徴的だったのは、すべての車両が日本へのメッセージステッカーを貼ったことでしょう。
2011.3.25 オートスポーツweb 「「ガンバレ!日本」F1開幕戦で全マシンに日本への応援メッセージ」
F1チーム連盟であるFOTAは、オーストラリアGPにおいて、日本の被災者への応援の気持ちを表すステッカーをすべてのマシンに貼ることを発表した。
メルセデスGPのミハエル・シューマッハーやマクラーレンのジェンソン・バトン、ヴァージンのジェローム・ダンブロジオなどはヘルメットにもステッカーを貼っている。

元トヨタのヤルノ・トゥルーリ( sportsnavi )のヘルメットにはこんなに大きく。

ステキです。
でももっとステキだったのは、F1ドライバー全員での日本語のメッセージVTRでした。
CXのTV中継でも放送されたのでご覧になった方も多いと思います。
これは、全世界のF1中継でも放送されたそうです。
F1ドライバーたちがみんなで話し合って決めたようですね。
2011.3.23 オートスポーツweb 「F1ドライバーたちが日本のために立ち上がる」
F1ドライバーたちが今週金曜、会合を開き、災害に見舞われた日本をサポートする方法を検討することを決めたようだ。
多数のF1関係者が、日本で起きた大地震、津波、原発事故に衝撃を受け、日本の人々への応援の言葉を口にしている。
開幕戦オーストラリアGPの金曜に、ドライバーたちは集まり、日本に対してどのようなサポートができるかを話し合うことになったという。
日本語なんて少しもわからないはずのF1ドライバーたちがみんなでワンフレーズづつつなげて作られたメッセージ。
日本なんてF1の世界ではいつまでたってもはじっこのほうのポジションしか与えられていなかったですし、ブラジル人のアイルトン・セナもそうでしたけど、白人以外への暗黙の差別もすごい世界です。
そのF1がこのように。
震災から2週間ちょっと。
特に海外からの応援メッセージを聴くと、思い切り涙線がゆるゆるになってしまうワタクシです。