#509 ゴルフ写真集~インテリア編その2。 | ダイビング&バイシクル!
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2011.2.28 #505 ゴルフ写真集~インテリア編。

2011.2.26 #503 ゴルフ写真集~エクステリア編。

2011.2.11 #498 Golf Varient 降臨!

2011.2.17 #496 1.4リッターなのに2.4リッター並み!




ではっ!


前回に続き、今日もゴルフのインテリアご紹介です。




$ダイビング&バイシクル!-armrest


センター・コンソールボックスです。



何のヘンテツもないボックスですけど、実は!ここにもゴルフ特有?のかくしワザがありました。




高さが変えられて、かつ前の方に少しだけスライドします。


$ダイビング&バイシクル!-armrest2




こうすると、


「あら、なんということでしょう!?」 (copyright by大改造!劇的ビフォーアフター)



アームレストとして、高速走行中はナカナカ使い勝手の良い状態になります。



「高速走行中」と書いたのは、普通に街中を走っているときは、シフトも動かしにくいし、サイドブレーキも引けません(>_<)


フォルクスワーゲン(VW)特有の「なんだかなー」装備のひとつです。



ちなみにセンターコンソールの容量はとてもちっちゃいです。


しかたがないので?、今はツマの日焼け止めグローブとかを入れています。








グローブボックスです。


中は棚があって、写真のように車検証やマニュアル類を入れることができます。


このマニュアルのファイルがまたとてもご立派。


輸入車にはよくあるパターンですけど、このファイル、本革です。


でもやっぱり入れづらい(>_<)


今はカーナビの通信ユニットやiPodを入れています。



リッパなファイルは助手席のドアポケットに移動させました。



ちなみに右上のキー穴(赤いマル)助手席エアバッグの解除スイッチです。



助手席にチャイルドシートを取りつけたときに、これでエアバッグをキャンセルするんだそうです。



こんなの国産はついてたっけなー?



もうひとつ、その下の丸いの(青いマル)はここからエアコンの風を出して、グローブボックス全体を冷温蔵スペースとして使うためのアウトレットだそうです。


オオムカシの日本車についていたのを見たことがありますが、イマドキまだあったなんて...。


「こりゃ使わないっしょ!」みたいな。



ドイツ人は日頃グローブボックスにモノを入れないのでしょうか?



フシギです。



ワタクシはここにサングラスを入れておいたら、きっちり結露しちゃってましたあせる


ちなみに、グローブボックスもこの大きさのクルマとしては、かなり小さいほうでしょう。



ちょっとモノを入れただけで、すぐにイッパイイッパイあせるになっちゃいます(*_*;









$ダイビング&バイシクル!-pedal

運転席の足下まわりも撮ってみました。


アクセル・ペダルは床を支点とするオルガン式です。


2台前の愛車であるアコードで初めて体験しました。

→ ホンダ・アコードのサイトに写真がありました。

国産車の場合はほとんどが吊り下げ式ペダルですよね。



これも輸入車やレクサスなんかの国産高級車くらいしか採用されていませんね。



先々代モデルのゴルフ4も吊り下げ式でしたし。



オルガン式ペダルは踏み心地が重いですけど、疲れにくいという理由から復活したようです。


ほかには靴底が革でできている靴なんかの場合にスベリを減らすことができる、とかの理由があるのですが、おそらく吊り下げ式ペダルのほうがコストが安いのだと思います。


個人的には高速走行時にアクセル開度を一定にキープしやすいのでこのオルガン式のほうがスキです。


アクセルのすぐ右にはなぜかフットレスト状になっていますけど、運転中は特に気になりません。


「なんであるんだろー?」


もともとは左ハンドルですから、助手席用フットレストとしてこのようになっているのかもしれません。



ブレーキペダルのヨコの出っ張りが本来のフットレストです。


味もそっけもないただの出っ張りに見えますけど、機能的にはこれで充分踏ん張ることができますよ。


でも、あまりにも愛想がないことを気にしたのか、VWジャパンはフットレストカバーなる珍商品?をオプションリストに載せています。






ドアですけど、とっても厚みがあって、いかにもがっしり感のあるドアです。


ドアにはフロントに2つ、ミラーの部分にもひとつ、リアに2つ、左右で計10コのスピーカーがついています。


よくよく見てもよくわからないので、スピーカーに☆マークをつけてみました(*^^)v



最近の国産車は300万円くらいするクルマでもだいたいスピーカーは6つです。


だいたいの場合、スピーカーの数が多いほうが、音の再現性は良いはずです。


音にはシロートのワタクシですけど、良い音で鳴ってくれています。


こういったところに手を抜かないのは、VWの良いところだと思いますね。



だって、大多数のユーザーはスピーカーの交換とか増設とかはしませんから。



$ダイビング&バイシクル!-seat



フロント・シートです。


シートのちょうつがいのところにあるのがリクライニング用のダイヤル、その上にあるのがランバーサポート用のダイヤルです。


高さはかなり大き目のレバーで調整します。


高さ調整は、日本車にも今はほとんどついていますけど、VWのそれは、シート全体が上下します。


日本車のは、シートの後ろのほうしか上下しないタイプが多いのですけど、それじゃほとんど役に経ちません(>_<)


このへんは日本車にも見習ってほしい部分のひとつです。




この写真は助手席ですけど、ゴルフは運転席も助手席もポジションを調整する機能はまったく一緒です。


輸出が多いせいでしょうか?


VWはコスト意識が日本車ほどではないのかな?


フシギです。







写真で見ておわかりのとおり、ゴルフは伝統的にシート・リクライニングはダイヤル式です。


日本では相当評判悪いのですけど、VWはムカシからガンコにこの方式を貫いています。



ゲルマン野郎はきっとガンコなのでしょう。


ゴルフには、 そう思わないとワケがわからない部分が目につきます。








大ムカシに初代ゴルフに乗ってみた時から感じていることですけど、


日本車は、メーカーがユーザーに合わせていく



のですけど、


VWは、ユーザーがメーカーに合わせていく


印象が強いです。




ワタクシは基本的にVWのスタンスのほうに共感します。


素人のユーザーのゴキゲンをとってもクルマは良くなりません。


ユーザーの声を聞くことはモチロンですけど、クルマのプロであるメーカーが


「こっちのほうがいいの!」



と言って、そのやり方をユーザーに啓蒙していくほうが、絶対クルマは良くなります。



日本車みたいにマーケティングだけでクルマ作りをしてると、いつまでたっても世界のトップには立てないのですよねー。





あららー。またまたこんなに長編になってしまいました。



今日はこのへんでパー