別にファンでもないのにこんなに追っかけするのは2010.10.15blog 「#378 なぜベイスターズ売却にこだわるか。」 を見てね。
買収白紙発表後、昨日の午後から今日にかけて各メディアでは解説記事やその後の記者会見などを載せています。
いまのところ来年もTBSが球団経営を続けることになりそうです。
まさに、
「モトサヤ(-_-;)」
2010.10.27REUTERS 横浜球団買収断念の理由は1つでなくトータル=住生活G副社長
住生活グループの筒井高志副社長は27日、横浜ベイスターズ買収断念に関する記者会見で、ひとつの項目ではなく、トータルで諸条件が合わなかったと述べた。
諸条件のなかには、球場や人事の問題が含まれるとした。ただ、「本拠地は大きな議題だった」としながらも、具体的な地名を東京放送ホールディングス(TBS)に伝える前に、断念と言う結論に至ったとした。
筒井副社長は「8合目、9合目まできていたが、最後、上り詰めるのが難しい」と語った。
ま、M&Aとゆーのはそーゆーものです。これだけ事前に情報がもれてしまっては成約は難しいと考えるのが自然です。
2010.10.28時事通信 親会社の支援縮小へ=売却交渉破談の横浜
プロ野球横浜の若林貴世志オーナーは、引き続き球団を保有することになったTBSホールディングスからの支援について「少なくしていかないといけない。(球団が)収益を上げれば(親会社の)負担は減っていく」と語り、来季は資金などの援助が縮小される可能性を示した。
これまた自然な流れ。
でもベイスターズが得る放映権料が27億円(2002年)→7億円(2009)に大幅にダウンしてしまっているそーです(2010.10.28日経)。

ベイスターズの年間赤字額も20億円。
他チームもほぼ同じ状況でしょうけど、これじゃー赤字が埋まらないのもわかります。
でも逆に赤字要因がとてもわかりやすいので、それでも赤字のままとゆーのはベイスターズとTBSの経営努力が足らないと言われても仕方が無いでしょう。
でもまぁベイスターズには内川サンと村田サンとゆーWBCメンバーが二人揃って今年FAですから、それで赤字の1/5くらいは補てんされちゃうかもです。
おいおいっって思われる方も多いかもしれませんが、メジャーだと自前で育てた選手が育ってきたらFAでその選手を移籍させて、FA先から支払われる年棒プラスアルファの金額を手にして、また若手を育てて...、
ってゆー経営をしている球団もありますからそんなに不自然なことではないと思います。
逆に言うとそれくらいしていかないともう経営が成り立たないのではないかといったレベルまできているともいえます。
2010.10.27産経新聞 【横浜身売り決裂】ノジマ社長、買収に意欲
言うのはタダですから(*_*;
ノジマに球団を維持する体力がないのは前にこのblogで書いたとーりです。→2010.10.4blog
終わり。
2010.10.28共同通信 本拠地移転が決裂要因 横浜球団社長が公表
横浜ベイスターズの加地隆雄球団社長は、住生活グループとの球団売却交渉の決裂理由を「一番大きな問題はフランチャイズ。
横浜から出て、新潟、草薙(静岡)、京都と違うところでやりたいと(住生活側は)主張し続けていた」と語った。
やっぱりこれでしょう、問題は。
球場が問題だ、球団は球場と一体で経営することがダイジだと言うことは最初から言い続けてきたことです。
2010.10.5 #367 横浜スタジアムは大儲け!球団は身売りなのに...
読みが当たって個人的にはかなりジマンモード(*^^)v
球場問題についてはまた次の機会に...。