


最近とみにメディアの報道の仕方に「?」を感じている、疑い深いワタクシです

昨日のイングランド戦。
ひょっとして勝つかも?って後半まで夢を見ることができました。
ま、オウンゴール2発でしたけど、あれはあそこで飛び込まないとデフェンダーじゃないんでしょーし。
よしとしたいと思います。
でもそのあとの田中マルクス闘莉王のインタビューで気になることがありました。
ゲーム直後の生中継でのインタビューでは、
「チャンスで2点目を取っていれば楽になったんですけど…。
(攻守)両面で目立ってしまった。すみませんでした。
でもイングランドみたいな強いチームとゲームができて楽しかったです。」
それが1時間後のスポーツニュースでは、
「イングランドみたいな強いチームとゲームができて楽しかったです。」
だけ。
これだと彼のコメントは全く違ったものになってしまいます。
それが今朝のWEBニュースでは、「すみませんでした」のほうだけがとりあげられていました。
これこそがメディアの操作の一例ですよね。
これがサッカーだからまだよいです。
政治の世界でも同じことがあります。
今話題のハトちゃんの発言。
「最低でも県外」ってヤツ。
あの発言は去年の総選挙前に外国人記者クラブで行われた会見で行われたことです。
そのとき彼はなんて言ったか。
「できれば国外が望ましい。
最低でも県外が期待される。」
どうでしょう。
今伝えられているような「絶対県外だ!」みたいなニュアンスでしょうか。
就任直後の国連でもスピーチ。
「温暖化対策について、各国との連携、協調を前提として、Co225%削減を目指します。」
って言ってます。
でも今伝えられているのは、「Co2削減25%」だけ。
これも「首相はできもしないことを一人で言っている」ようなニュアンスで伝えられています。
メディアは「面白いから」と言って伝えてよいのかと思っちゃいます。
メディアは正しいことを伝えていると思ったら大きなカンチガイですね。
イチローはシーズン中のインタビューを嫌います。
特に不勉強な記者の質問にはまともに答えないことがあります。
正しいことが伝わらないからです。
そのかわりシーズンオフになると、彼のことをシーズン中フォローしていたメディアに対しては、きっちりと説明していますね。
何が正しいことなのか。
このblogで繰り返して申し上げていますが、ひとえに正しいことを判断するのはジブンだということです。
ジブンの教養が試されている時代なのだと思います。
その意味で、リタイアした団塊の世代、専業主婦、学生など時間があって丹念にニュースを追うことができる層がメディアを鵜呑みにしない世論を作っていく存在としてキタイしています。
彼らがblogやTwitterを使えば、いかにもいい加減そうなメディアに惑わされない真実を見る目を養っていくことができると思っています。
またまたマジメなblogにしちゃいましたね。
今度はまたエロネタにしよっと。
野口宇宙飛行士はもうすぐ地球に戻ってきます。
どうかご無事に。
今日の写真は地平線に浮かぶ月です。これまたフシギな光景です。
For all "Moon Lovers" - Big moon rises over horizon!
