あまりにも信州旅行が素晴らしく、この湿度の高い家に帰ってくると、
思い出すことは信州のことばかり
今回の旅は松本市でしたが、
遠い昔、昭和50年頃のお話です
私は都内の公立小学校に通う6年生
公務員だった父の初めての転勤が決まりました。
翌年からは中学生、転校するのは嫌でした。
両親がどんな話をしたのかは、今となってはもう聞くことができませんが、
父は単身赴任することになりました。
その場所が、長野県長野市だったのです。
当時はまだ新幹線も通っていないので、信越本線で峠の釜めしで有名な横川を通っていき、何時間かかったのでしょうか?
上野から3時間くらいだったのでしょうか?
まだ駅弁売りの方がホームにいて、釜めしを買った記憶もあります。
父が住む官舎は、平屋建ての一軒家でした。
家の前を綺麗な用水路が流れ、夏休みに行くと蛍が飛んでいました。
田舎ができたようで、私はとても楽しかったと記憶しています。
善光寺をお詣りしたり、父の上司のお宅に伺うと、今まで見たこともないような広いお宅で、美味しいお食事をご馳走になった記憶もかすかにあります。
戸隠高原にも連れていってもらったり、冬休みには初めて飯綱高原でスキーもしました。
子供ながらにとても楽しい時間を過ごせた印象の長野市の思い出でした。
多分当時の写真はアルバムを見ると残っているのですが、
亡き両親との思い出の残るアルバムは、なかなかまだ見れないのでした。