本来晴天に見舞われると、旅先では嬉しいはずなのに、暑さにやられている今年の夏の私にとっては、気持ちが萎える日々

夫は地元に帰ると、友人が車でどこかに連れて行ってくれる以外は、
どこにも出かけないというか、連れて行こうとしないため、
結婚38年で、毎年帰省していない私とは違い、夫は毎年帰省しているが、
名所なども知らないし、決まった場所にしか行かないので、
今回動ける中3日の最終日、リサーチしてあったレトロ喫茶店と、その帰りにある大仏へと行ってみることにしました。
家族3人(夫、私、息子のペア)で旅行気分を味わうことは初めてだし、
なんだかんだあったけど、楽しい思い出となるように貸家の鍵を返してから行動開始

さすがに海は穏やかでいつ見ても綺麗

高台にある大仏からは、遠く海が見渡せて、ご利益を頂けるようにと祈願してきました。
実家に戻ったのは13時過ぎ、義兄と姪家族は車で1時間以上あるショッピングセンターへと行ったとのことで、戻るのは夕方になるとのこと。
そうこうしているうちに、貸家が2泊しか取れなかったので、最後の日一日は食事つきの旅館を予約したので、チェックインの時間となり、夫を残して息子と旅館へ。
こじんまりとした4~5組でいっぱいとなるような旅館だけど、夕飯は地の物がこれでもか~というくらい出てきて、お腹がパンパンでした。
今まで食べたことのない、太刀魚の鏡盛りは、炙って香ばしく骨も取ってあり、ポン酢で頂くのですが、とても美味しかったです。
最終日、9時前にチェックアウトし、実家へ寄り義兄に挨拶をしようと思ったら、義兄はシャワー中で会うことができず、姪っ子家族たちはまだ寝てたので、寝姿だけを見て挨拶できず

レンタカーを返す時間や、新幹線の時間もあったので、早々に実家を後にし、
一か所ターミナル駅で寄り道をし、18時、無事に帰宅をしたのでした。
夫は実家の裏に生えている雑草が伸びて、家の中にも入ってきていたのを、刈ったりしたと思います。今回、私と息子が泊まった貸家がある地区は、夫の通った高校の近く。
なんと自宅から片道14~5㎞の場所。そこに自転車通学をしていました。
都内でのほほんと生活をしていた私とは、底力が違います。
改めて実感しました。
そして、まだ時は昭和だった時に過ごした町、今は令和となっても、夜になると開いているお店もなく、外食などする機会もなかった夫。
私は両親と共に、月に1~2回は私の実家近くの商店街の中の中華屋さんや、鰻屋さんや、時にはデパートなどで外食をしていた環境。
改めて育った環境の違いを感じ、都会に出てきてからも派手な暮らしをするのでなく、夫から外食に行こうと言わないことに、憤りを感じていたのですが、こうした素地、習慣がそうさせていたのだな~、いい方に解釈をしようと思いました。
4泊5日の帰省、結局私は何を思い、何を満たしたかったのだろうか?
お墓参りは2回行けたので、(息子は義両親が亡くなってからは初めて)
それが一番だったのかもしれない。
隣の家で過ごすことができなかったので、想定外の出費となり、家族が別れて泊まることになってしまったことにも、疑問が残るし、
私の中ではスナックに行き調子悪くなったことも、トラウマになったし、
大きな気づきというより、なんともモヤモヤした感情が残ってしまった帰省となりました(終)
備忘録として記載(長文)しました