時代を感じる列車や表記でタイムトリップ! | 美軌模型店の待合室

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一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

星の数ほどサボを作り

ヘッド・テールマークのイラストを描いてきて

知ってはいたんですけどね。

 

これは見えやしないだろう、

という限界のラインというのは

意外と下げられるものでしてね。

サボの字なんてのは

実は当の私自身はもう老眼で見えず

ルーペで覗き込んで楽しむお年頃なのですが

(泣&笑)

 

そうやって覗き込んで

0.5mmにも満たないような文字が読めたりすると

つい悦に入ったりするんですけど

 

それでも、

ウチのステッカーのページでもご紹介しております通り

「肉眼で見たときに綺麗で雰囲気が良い」

をコンセプトにしています。

 

なので、

こうして印刷してみて

字体の雰囲気は色使いが思った通りにキマると

やっぱり嬉しいもんなんです(*^^*)

 

写真右側に見えますのは

わりと推定色のものが多いんですけど

もはやそこが問題とばかりは感じなくなってきました。

「大洗エメラルド」

「あじがうら」の三兄弟はとても楽しそう!

 

真っ黒に日焼けした少年が

イルカに乗って波に向かっていきます。

イルカに乗った少年・・・

ああ、

昔そんなアイドルが流行ったのをご存知なのは

一定年齢以上の皆様でしょうかね。

時が経つのは速いもんですね(笑)

海水浴列車に乗った思い出が・・

 

とか言いたいところなんですが、

クルマ好きなウチの父はマイカーの購入も早く、

子供の頃から家族旅行は車中心だったんです。

なので、家族で海水浴臨に乗った思い出はなく、

恐らく唯一の乗車はたまたま時刻の都合で乗った

急行「天売」くらいですかね??

あれを海水浴臨にカウントするかは微妙ですが(笑)

 

さて、夏の臨時列車といえば

このサボシリーズで入れたかったものがありました。

 

急行「くろんぼ」。

今では考えられないネーミング。

もちろん、ここで謂うくろんぼとは

元気に海辺で遊んで真っ黒に日焼けした

少年少女をさす好意的な言葉であったのは

言うまでもありません(^^)

ちなみに私は子供の頃、

日焼けして真っ黒になる友達が羨ましかったです。

体質的に赤くなってそのまま元に戻るのは

中高年になった今でも変わらず

台湾で半日ウロウロしていると顔も腕も真っ赤になり

汗だくで同業者に会ったりすると

少し恥ずかしいんですよね(笑)

 

と、そんな事より

「急行くろんぼ」。

運行区間は長岡-鼠ヶ関、

12系客車で走っておりました。

波動輸送用客車の面目躍如ですね(^^)

長岡の人がどういう感覚なのか分かりませんが、

少なくとも新潟から見ましたら

普段行くような海が新潟市内の小針浜や関屋浜、

車があれば四ツ郷屋や角田浜といった具合、

綺麗な海に行きたい時は

やっぱり村上以北の海岸エリアですね(^^)

この運行区間は非常に良くわかります(^^)

 

というわけで、

稚内からグルグル回りながら南下してきた

急行準急乗りつぶしの旅、

ならぬ描きつぶしのバーチャルタイムトリップは

ひとまず新潟に片足を突っ込んでおります。

 

ところで皆様、

583系といえば九州夜行からのL特急、

といったイメージが強いかと思いますけど

同じく夜行の間合いの昼行が

羽越本線にも走っていたのはご存知でしょうか?

 

急行「庄内」。

地名がズバリ、山形県の日本海側を指します。

大阪からやってきた「きたぐに」は、

そのままの編成で半分締め切り

6両だけ開放して新潟-酒田を走っていたのでした。

正直な話、このあたりは何故初版の

「特急・急行」方向幕シリーズに入れなかったのか

疑問に持たれる向きもあるかと思いますが

 

例えばこの「庄内」は気動車編成でも運転されるなど

方向幕のない要素も結構あったりして

これまでの例で言いますと

「陸中」や「男鹿」と同じように

考えがまとまらないものを保留した、

という、単純な理由からでした。

 

未来の事は読めませんので

まったくの幸運と偶然ではありますけど

「L’x (ルクス)」シリーズ発売開始から10年間で

刊行された出版物やネット上の情報量を考えますと

それなりに時間をかけて

蓄積してきた甲斐があったなあと

良いように考えておきましょうか(^^)

 

もうひとつ、

「いなほ」に集約される前の

日本海ローカルの代表格を。

 

「羽越」、新潟~秋田。

この羽根の図案は羽越の「羽」から?

羽前羽後の羽の語源って、そのハネなの?

全く知りませんが(笑)

少しユルいような、

おおらかな「羽越」の字体はトレースで作成。

これが、直径5mm強になると

味わい深い昭和中期テイストになるんです(*^^*)

 

さてさて

旅路は一旦ここで日本海を離れ

磐越西線経由で太平洋側に向かっていきます。

 

準急「いわしろ」。郡山-会津若松。

電化される前の気動車準急ですね。

これは確認資料が白黒写真のみでしたので

色は何とか考えないといけません。

 

岩代というのはあのへんにある地名なのですが

この花びらのような図案が何を表しているのか

 

桜は結構有名なはずなので

それだとしたらピンクかなあという感じで

こうしてみました。

海や山に比べると根拠が弱いですよね。

葉っぱなら淡緑でしょうし、

和菓子なら薄茶色・・

って、こんな形のお菓子ありませんでしたっけ?(笑)

 

最後にもうひとつ、

ちょっぴり不思議に思ったものがあるんです。

これは「あいづ」や「あがの」に使われていたはずですが

喜多方や会津若松を経由せずに

東京や仙台から会津に向かう方法はなく

この「郡山経由」という表記の意味に

いささかの疑問があったりして(笑)

当時の国鉄の運用なら

上野を出て新潟に向かう列車のうち

何両か新津で分割して会津若松や郡山へ・・

とか、

 

上野-新津-会津若松-郡山-上野、

なんていう上り下りをぐるっと兼ねた

循環列車があっても驚きませんが

さすがにそれは存在しないようで。

 

でも模型で楽しむのは自由ですからね。

 

こうした面白い表記ひとつとっても

模型で列車を再現するのみならず

色々な妄想を膨らませて楽しめますから

面白いもんですね(^^)

 

 

ではでは、

今日のヨタ話はこのへんで。

また明日(^^ゞ

 

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