皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
かわいい湘南顔の巡道車を作ろう!その7
おでこのラインが出来、
表面が平滑になりました。
これでボディラインが確定した事になります(^^)
昨日はここまで。
ひのきのぼう
(だから平仮名で書くなって。笑)
を貼って瞬間接着剤を大量に流して完全一体化、
そこから削り込んでRを出すにあたり
マスキングテープの二重巻きで
削る部分を除いて保護しておきました。
使うのは120番の紙ヤスリです。
適当な木片に紙ヤスリを巻き、
平らに当たる状態でゴシゴシと磨いていきます。
このとき、
削り始めは紙部分に当たりませんけど
面が揃ってくるにつれて
ここまで粗い紙ヤスリで削らなくてもいい部分まで
いずれ当たってしまう事になりますよね。
120番でヒノキの小片を削ると
結構あっという間に形が変わります。
その勢いで紙まで削ってしまうと
余計なダメージを喰らわせてしまい
のちの仕上げが面倒になるばかりでなく
紙厚が薄くなってしまうのです。
それを防いでおくと効率がいいと思います。
マスキングテープに少しずつ傷が入り出したら
そろそろ面が揃い始めたサインです。
これくらいにしておきましょう。
カドのR出しはまだ行いません。
窓との兼ね合いもこれでは判りませんし、
なにより本当に平滑にしてからの方が
仕上げの手間も一度に済みます。
テープを剥がすとこんな感じです。
ここから240番、360番で
少しずつ平滑にしながら継目の面を合わせます。
削る順番も、
線が確定している部分から削ると
最後のおでこの具合も把握しやすいです。
まずは屋根カーブから決めていき、
続いて前面の丸みに合わせて直角に立て、
さらにカドのRを決めた状態がこうなります。
この段階で
側板と前面の継目も消しておきました。
240、360番でもこれだけ磨き傷が見えます。
120、180番ではガサガサになってしまうのが
容易に想像できますね(^^)
そして、ここまでくれば
あとは横から見たRを決めればいいだけですので
気付けばそんなに工程を残していないわけです。
まずは車体中心のところを
90度の扇形断面に決めるのを基準に
角度を変えながら慎重に削りました。
失敗したらパテでも盛れば修復可能ですが
面倒ですので削りすぎないように気をつけました。
こんな感じでしょうか。
ここで形を決めるのに使ったのは
360番の紙ヤスリです。
作業スピード優先なら240番でもいいと思います。
400番だと、形が変わっていくのを実感するのに
ちょっと時間がかかりすぎる印象です。
形が決まったな、と思ったら
あとは形が簡単に変わらない
その400番あたりで一旦綺麗に磨いておき、
この段階で車体全体も一旦400番で研磨、
大きな磨き傷を消したところで
ヒノキの部分に
低粘度の瞬間接着剤をしみ込ませて固め、
最後に600、800、1200番で仕上げておきました。
少しおでこの色が変わったのが
ご覧になれますでしょうか?
そういえば昨日書き忘れましたけど
バルサよりヒノキの方が優れている点は
接着時も切削時も
目を気にしなくても構わない点です。
バルサだと、目を考えて作業しないと
そこの繊維ごとボロッと剥離する事があり
パテ盛り修整が発生すること多々。
また、バルサを削ると結構ケバ立ちますから
少し硬く引き締まったヒノキの方が
私は好みです。
なんだか一日一作業みたいになってますが
これでも結構時間がかかるものです(^^;
小さい車両だけに、少しずつ進んでいるのが
わかる分だけいつもよりマシですけど
例によって気長に見ていただければと思います。
ではまた明日(^^ゞ
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