皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
東海顔の近郊電車を作ろう!その29
今日は床板まわりがほぼ完成しました!
正確には、あとはカプラーと
床板を固定するネジの取付がまだですけど
それは最後の最後に組み上げる段階で
いっぺんに済ませますので
今のところはこんなもんでOKです(^^)
もうね、似たようなアングルを
たびたび載せすぎて見飽きたかもしれませんが
これでも面白い仕掛けが仕込まれていたりします。
ご覧になれますでしょうか?
正解はこのあとすぐ(^^)
さて、昨日この状態で完成した床板。
ご覧のとおり、ハリボテもいいとこで
天板も底板もないコの字形状の手抜き機器。
軽くそれぞれの機器の表面を
600番~800番程度で軽く磨き、
床面側をマスキングしてから
黒一色に吹いて組み戻すと・・
仮に作り込んで、ウェザリングして、
レタリングしようと思ったら
もしかしてボロも見えることでしょう。
でも、実際にはこんなもんですよね。
注目しなければ、あまり良く見えないという。
実物の資料写真の撮影と同様に
明るくして写すとようやく少し実態が顕わに。
まあ、こんな感じですので
とにかく手をあまりかけたくないという場合は
コの字工法は大して問題にならないのです(^^)
それより、まっすぐ切ってまっすぐ貼る、
という基本工作さえ丁寧にやれば
さほど見劣りしない床下をまとめるのは
充分に可能だと思います。
そういう意味では、一部が傾いてしまったので
そこは反省点ですね(笑)
さて、床下機器取付にあたり
位置関係とクリアランスの確認のため
一旦取り付けた台車を外して
早速点灯化加工に移ります。
台車はカトーのTR62のようなもの。
そのへんに転がっていたので選択しました。
ピン止めタイプなら何でもいいと思いますが
こういう時にトミックスの台車は
何故かあまり試したことがありません。
似たような位置にバネ穴があるので
むしろ加工しやすいと思うんですけどね。
これはたぶん、
旧製品の103系KOKUDEN用と思われますが
集電板を通すスリットが入ってますので
ライト類が普及したあとの改良品向けのようです。
元の片絶車輪では集電化できませんので
車輪が薄くて軸が長い銀色の11-605に換装。
11-606の黒でもいいのですが
個人的には時流に反して銀が好きなのです。
脱線したときに見やすいという理由です。
老眼はイヤですね(笑)
で、梁の中間位置に2.1mmの穴をあけ、
台車に合わせて
の、台車集電板を装着します。
ついでに使用しないカプラー部分も切除しました。
やっぱりこれ、我ながら傑作です(*^^*)
作るのは大変なので、私は大変ですけど(笑)
穴をあけるだけで、あとはワンタッチポン。
じつに便利です。
で、床板側の集電板も取り付けます。
実は床板側は
を貼って通電する方法もあり
床から車内への通電方法の関係で
鉄コレ等の加工には非常に便利なのですが
私の場合は大概この
燐青銅板をハンダ付けしたタイプを使います。
イベントで一日中走らせるような時に
営業中に分解清掃できませんから
不調になった時の応急清掃として
ユニクリーナーをぶっかけたりするんです。
なので、ちょっと粘着剤だと物もちが心配だったり。
ちなみに燐青銅板タイプの利点は
平滑性が高いのでバネが均一に当たり
集電性や台車の回転に与える影響が少ない、
というところでしょうか。
引き回しが簡単で充分実用的なテープと
状況やお好みで使い分けるのも良いと思います(^^)
前置きが長くなってしまいましたね。
4枚のバネ受部分は適当な位置に
ゴム系接着剤で固定し
適当なところでリード線も一旦切断しました。
で、いつものルーチンワークのように
集電板の脇に穴をあけて
線を室内側に・・という段取りだったのですが・・
扉の切り欠きから車内に回せば良いんじゃん・・・
残念!
線を切った意味も、
穴をあけて線を通した意味も
完全にゼロです!(笑)
まあいいや、
余計な線を詰めたと思えば悔しくありません。
線は床面側に上げて
補強板とのカドのところに引き通し、
ゴム系接着剤を少量つけて仮止めしてから
壁側の足元にアルミテープを貼って固定しました。
床板と車体側の接点は
前方寄りの扉部分の梁とします。
車体側のリード線は梁に2周巻いて
余分な線を切り、
床板側は上の写真のように
車体側の線と交差させる形に
適当に曲げて広げておきます。
・・これも少々アバウトすぎないか??
ごもっとも(笑)
しかし、床板固定前でも
ちゃんと通電してくれました(^^)v
固定前でもちゃんと接触しましたから
この梁のところをネジでガッチリ固定すれば
ますます圧着されて完全に通電するはずです。
ダメなら「導電銅箔テープ」を貼って
接触面積を増やせば100%大丈夫。
時には難しく考えなくても良いものです(^^)
そして、「ある仕掛け」とは・・
床板の線の固定に貼ったアルミテープ、
実はクロスシートの壁の足元に見える
この板の感じを兼ねたかったのでした(^^)
更新車の写真しかパッと見当たらず。
ご容赦(笑)
わずか9ボックスのクロスシート、
その足元にわずかに見えるであろうチラリズム。
床下機器にはあれだけ無頓着なくせに
妙なところにこだわりがあるという・・
まあ、それが趣味というものではありませんか?(*^^*)
そして、そこまでやり出すと
テーブルが欲しくなり灰皿も欲しくなり
底なし沼へのいざないが・・・
考えときます。
やるとは断言しない(笑)
ただですね、
こんな車内の足元のディテールを
どうしようか迷う権利が得られるのも
床板やイス板の厚さでカサの上がった
完成品車両では起きない事ですから
車内の雰囲気にこだわるのであれば
こうして自作する意味はおおいにあると
断言できますね(^^)
話もかなり佳境に近付いてきました。
では、明日は
その室内ディテールに着手しましょう。
ではでは(^^ゞ
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