皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
東海顔の近郊電車を作ろう!その26
すみません、
今日は画像だらけです。
少し頑張りました(笑)
そしてようやく点灯化が完成!
前頭部ライト、方向幕、室内灯
ゴージャスの限りを尽くしたライティング。
光のバランスも結果的に素晴らしく、
かつ室内を全くゴチャゴチャさせない
「きらめき工作」らしさ全開の出来となりました(*^^*)
さて今日は長文にもなりそうですので
なるべく文章は手短に・・を予定しています。
そこを語らない自信は無いので、あくまで予定(笑)
今日の作業は室内灯と
側面の行先表示器の点灯化です。
後者は室内灯の光だけでも
それなりに光ることは光るのですが
実物は室内よりもはるかに
方向幕の方が明るく見えますので
今回使う室内灯の、
ある特徴を活かして明るく照らしました。
まずはその室内灯から。
当店でゴージャスといえば
段違いの蓄電能力を誇る
「新世代室内灯」がエース格ですが
今回はちょっと味わい深い製品を使いました。
「きらめきライト 室内灯8 自然白色」
今の時代となっては
テープLED系の製品も増え、
多球室内灯も珍しくはなくなりましたが
回路の特徴はとりあえずさておき
LED部分に基板が無い
ので取付自由度が非常に高いんです。
基板を含むユニット全長は約120mm。
クハの場合は室内長が少し短いので
LED間の足を広げて間隔を詰めて取り付けました。
これで一層、光が均等に照らされることになります。
まあ、まっすぐ取り付けるのと
それほど違いは感じないと思いますけどね(笑)
室内灯自体は、テープで貼って
集電線を他と一緒によじってやるだけですので
取付は以上です。
次に行先表示器の点灯化に移ります。
ここもLEDを別途当てるのですが
我が家には程よい透明樹脂の材料が見当たりません。
もっと太いアクリル角棒を切り出すとか
とても面倒ですし
先週末の大雪の名残で道はぐちゃぐちゃ、
買物に出るのも面倒くさい・・・
すると、考えれば思いつくもので(笑)
厚さ1mm程の素敵な透明樹脂、
ありました、ありました(*^^*)
何でも捨てないでおくものですねえ!!
本来は部品入れにしているものですけど
材料として使ってもバチは当たらんでしょう。
着目したのは、
フタ側のツメの部分です。
切り口側を導光面にして使うことにします。
2~3mmほど離した光源から程よく拡散し、
均等に光ってくれるものと期待しましょう。
窓穴より少し広めの幅に調整してから
ゴム系接着剤で固定しました。
乾燥までの間、次の工作の準備を。
今回光源として使うのは
ハンダ付けが面倒な皆様のニーズにお応えして
集電線を予め取り付けたチップLEDです。
上記の室内灯のLEDと同じ部品で、
0.1mmのポリウレタン銅線をつけてあります。
これを、先程取り付けた幕の導光板の
背中の真ん中に当てて軽くゴム系で接着、
リード線の足元は少し開いて同じく接着すると
ちょうど3点支持のような形となり
強く触らなければ大丈夫なくらいの取付強度になります。
ここで2ボルト強くらいの電気を流して点灯確認。
くれぐれも3ボルト以上を流してはいけません。
あのイヤな異臭を放ち、
ポンと煙が出てお亡くなりになります。
(過電流で壊れるときの電子部品の臭い、
本当にイヤですよね・・)
うん、こんなもんで良いでしょう(^^)
今は過剰な明かりに見えますが
減光は簡単ですし
たぶんステッカーを貼ったときに
ちょうど良くなるような気もします。
さて、何故ここのLEDには抵抗を入れないか?
実は、「きらめきライト 室内灯8」は
白色、電球色、自然白色の白系であれば
自由にLEDを増やせるんです!
カラクリとしては、
与えた電流を皆で等しく分け合いますので
8個のところにもう8個つけると
パワーが半分になる計算の回路なのですが
8個が10個になっても
それほど明るさに違いは感じないと思います。
LEDの性能曲線を見ますと
電流が半分でも、明るさは半分ではない、
という都合のいい特性がありますので
なおさらです(^^)
この写真の向きで言いますと
室内灯の2本の線に流れる電気は
上の線がプラスとなっています。
もし間違えて接続しても、
ただその部分が点かないだけですから
安心して作業して大丈夫。
両側の幕用のLEDの線を
プラスとマイナスにそれぞれまとめて、
どこか都合のいい室内灯側の線の位置に
で固定と通電を兼ねるのが便利です。
こんな感じでしょうか。
導電粘着剤はあまり強くありませんので
通電を確認したら
微量のゴム系接着剤を四角に足して
剥がれないようにするのも良いでしょうね。
最近お客様のツイッターで見て
マネさせていただく次第(*^^*)
通電確認は1工程ごとのつもりで
かなり頻繁に行いました。
もし途中で点かなかった時に
その原因に気付きやすいからです。
これで大丈夫だな、と思ったら
もうこの配線まわりを剥がす可能性は
ゼロに近いでしょうから
この辺り全体を白いマスキングテープで覆って、
方向幕部分も直接窓からLEDが見えないよう
アルミ蒸着テープを底面側だけ貼りました。
これで、3LEDで過剰に照らされる
便所付近の明かりもマイルドになるはずです。
室内灯の後端もろとも覆ってしまってますが
これは減光方法としてもおおいにアリですので
一石二鳥でもあるのです(^^)
先頭側も綺麗にします。
足はこんなに全部あると邪魔ですし
耐電力も全く問題ありませんから
良くよじってまとめてから
代表一名だけ長いものを残して
不要部分をカットしておきました。
これで乗務員室の仕切まわりもスッキリ。
余計な線を網棚の上に隠してから、
代表一名のリード線は
そのまま床面付近を這わせて
梁のところまで接着しておきました。
あとは、集電加工のときに考えます。
ええ、いつもの通りアドリブで作ってます(笑)
最後に、
なんだか美しくなくなってしまった天井に
少しでもスッキリ感を与えるべく
天井の白、幕の下の黄緑などを
塗り足しておきました。
これでようやくライトの取付完了です!
めでたい完成写真は最初、
非点灯のまま撮影したのですが
数日前と何ひとつ変わらない見た目に驚愕し
ここに点灯した姿を書き残す次第(笑)
ちなみに今日の主役
「きらめきライト 室内灯8」には
まだまだ語り尽くせぬ魅力がたくさんあるのですが
今回久しぶりに装着してみて
我ながらこれは良い!と感じたこと。
室内が広く見えるんです!
レンズどころか基板もない室内灯ですから
天井の最深部に直付けされている事になり
実際に天井の深いところから照らしていて
これが、理屈では言い表せない
独特の雰囲気があるんですよね!
普段でしたらこのユニットは
窓が天井まで回った車両など
レンズや基板を窓から見えてしまう問題を
簡単に解決できるアイテムとして
長年隠れた人気を頂戴しているんですけど
ひとまわりスケール大きい
模型の雰囲気を味わいたい時にも
やはりこれは有用なのだなあと思いました。
ええ、手前味噌ですけどね。
良かれと思って作ってますから
どれも自画自賛になるのは仕方ない、
と思って、
そこはお許しください(笑)
明日は久しぶりに
やりかけた工作に戻れると思います。
ではでは(^^ゞ
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