皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
デンテツの除雪列車を仕立てよう!その15
では動力を作っていきましょう。
一応、基本寸法としてはこんな感じで
集電板を挟まない状態で
ウォームとホイールの歯先が
少し噛み過ぎるくらいの位置関係です。
集電関係の部材は恐らく0.2mm厚の燐青銅。
台車の真上で一枚、
モーターの下に一枚通すくらいで
計算上合計0.4mm浮くことになります。
実際にはもっと浮くでしょうから
アタリが浅くなるか、当たらないかな・・
と思いつつ、
思い違いによる逆の奇跡も日常茶飯事ですから
とりあえず手を動かしてみます。
元の集電板の折曲げ位置では
いずれにせよ床板とは合いませんから
ひとまず挿し込める状態になるよう
まっすぐに戻しておきます。
同じ場所で曲げたり戻したりというのは
金属加工においてはご法度ではありますけど
90度曲げの一往復だったら、まあ、
それが原因で折損する事はないでしょう。
ヤットコでつまんで、手で曲げ戻しました。
上述のとおり、
許容されるこのへんの厚みは
せいぜい燐青銅一枚分っぽいので
実際にはこんなに重ねられませんが
集電板の位置関係としては
こんな感じでしょうね。
これで両側の電極にポンッ!
と、なればまたラクなんですけど
そもそもモーターの使い方の問題で
元々片方に電極板が付けられていないんですね(^^;
通電方向に関しては
足が出ている方がマイナスで前進、
と分かりましたので
モーターの向きはこれで確定。
さて奇跡は起きるか?
集電板をつけた状態で台車を組んでみたら・・
はい、予想通り見事に空転して
全く引っ掛かる気配すらありませんでした(笑)
床面側、車内側での引き通しは諦め、
床下側で集電板を合体させる方法に変更します。
モーターを避ける形に適宜集電板を曲げ、
いろんな意味で、
測ってちゃんと接合するのが面倒なうえ
その必要もないので
それらしい位置に手でおさえて
現物合わせで軽くハンダ付けしておきました。
片側の集電は、
モーターのベロがぴったりの位置にきますので
そのままモーターを設置すれば通電可能、
もう片方は
接点まで板を立てて当てることにします。
こんな感じです。
結局、わが社の
集電補助板などを登場させようかと
宣伝の心の準備もしていましたが
切り詰めた部材の再利用で済んでしまいました(笑)
残しても、何も起きませんからね。
ケチな私らしい工作で済ませられてラッキーです(笑)
これで、どうでしょうね?
見た目にわかるくらい
モーターの位置(軸の高さ)が低くなりましたが
これで噛みすぎるようならスペーサー挿入、
噛まないなら床板を削らないといけません。
これで決まればいいのですが
どうせダメなら、前者の方がいいなあ・・
削るの、面倒ですし(笑)
さて、どうなりますやら。
では、続きはまた明日(^^ゞ
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