再塗装のススメ!鉄コレ新潟交通モワ51 | 美軌模型店の待合室

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一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

デンテツの除雪列車を仕立てよう!その10

 

さてさて

今回の工作は「2両セット」ではあるのですが

まるで別物のコンビでもあります。

 

新潟交通のモワ51。

称号のとおり、電動貨車なのですが

機関車として活躍した印象の強い車両です。

 

そもそも開業時の前身・新潟電鉄では

そう多くの貨物輸送を見込まなかったため

当初から機関車は製造せず、

このモワをはじめ、旅客用のモハでも

貨車を牽いた事もあったのだとか。

さて模型ですが、惜しくも

ワールド工芸製のカッコイイものではなく

傷だらけで塗装も不良気味の

中古のぶらさがりジャンク品。

 

いつか適当に加工してしまえばヨシ!

と思いつつ相当な年月が過ぎました。

これ、確か鉄コレの黎明期の製品ですよね?

 

まあ、とりあえず分解してみましょう。

数百円でこれが買えれば大満足、

ウルサイ事を言わずに気軽に楽しむ

古き佳き鉄コレのノリ。

私は好きですね(*^^*)

 

加工とは言いましても

それほど大胆に切り貼りするような

凝ったマネは致しません。

 

車体の形としては、

そもそもディテールが簡素な車両でもあり

パンタ交換と点灯化、動力化くらいだと思います。

 

但し、今回絶対やろうと思ったのが

再塗装です。

黄色の色の出がちょっと悪く、

そこに印刷を重ねたような緑色は

何故か青みがかったような色となり

ちょっと、新潟交通の「かぼちゃ電車」としては

色のイメージが違うように思います。

 

逆に、車両によっては

黄色塗装がオレンジ色に近いものもあります。

このクハ47も結構濃いめです。

塗り直すほど気になるかといえば

そこまでではありませんけど

好きな色をこれから決められるモワ51、

もう少し原色の黄色に近い色にしましょうかね。

ちょうど、

別件で調合してあった黄色が出現しました。

色々作っているうちに、

色々な色も溜まっていくものです。

フタをがっちり締めて保管。これ大事(^^ゞ

固まってたらガッカリですもんね。

 

これは原色に赤を少し混ぜて

色を濃くしたような黄色だったと記憶しています。

市販品で言いますと、

キャラクターイエローよりは少し原色寄りでしょうか。

 

非常に隠ぺい力の弱い色ですけど

問題ありません。

もともと地色が黄色い上の黄色です。

薄めを数回吹くくらいで、すぐ色が変わります。

 

こんな感じで、どうでしょうね?

やはり、緑と対比しないと、まだ判りませんね。

乾燥したらマスキング。

下のラインはウィンドウシルの下辺、

上は雨樋が緑色となります。

 

マスキングテープは一旦マットに貼って帯を切り、

新しい切り口が塗り分け線に来るようにしました。

 

ここで残念な塗り残し発見。

どうも、シルの面に緑色が滲み気味のように見えます。

もう少し黄色を厚塗りすれば良かったかな?

 

しかし、

エアブラシはもう緑を準備しかかっていて

また黄色を出そうという気持ちになりません。

たぶんヨシ!!(笑)

 

扉などの段差のあるところは

浮いたところをナイフで突いて

テープを密着させてから、

マスキングゾルをその隙間に塗って万全を期しました。

これで、扉のカドを緑色が滲むことは無いと思います。

 

そして吹き付けです。

色は迷ったあげく、基本色の緑色としました。

迷った対象は飛行機の日本海軍の緑、

・・・正しくは何という色でしたっけ?

零戦の、明るい方の緑、末期の紫電改より

少し明るめの緑。暗緑色じゃない方。

 

・・・かえって伝わりにくいですよね(笑)

湘南色の緑は、似ているようで全然違います。

このへんは、イメージと結構違う事があるものです。

 

そして最後、やりたかったこと。

 

屋根のグレーを濃くしたい!

 

ということで、

これも適当に作った調合色なのですが

このダークグレーは確か、

黒と白に少し赤みを加えたものだったと記憶。

 

そもそも客車の屋根用に作ったものでした。

 

最後に雨樋まわりをマスキングして、

ダークグレーを吹いたら完成です。

 

良い色してますね(*^^*)

 

※個人の感想です(笑)

 

そして、運命のテープ剥がしの瞬間です!

 

実は、いつもなら

塗り分け線が乱れていないか、

マスキング忘れが無いかどうか、

といった事がドキドキする要因ですが

 

今回はあまりその心配は無く、

テストもせず適当に選んだ色の組合せが

果たして思った通りにマッチするのかどうか、

むしろ期待と不安でいっぱいだったりして。

 

はたして結果は・・・

おおお、

今のところ、印象に残っているデンテツの

かぼちゃ色そのものに見えます!

少なくとも私の目とアタマには。

 

これ、再塗装だけでも

相当格好良くなりますね!

軽っぽい感じが気になる場合は

検討の価値はあると思います(^^ゞ

 

それから、やはり旧形車両の屋根色は

その後の新形電車世代

(あ。若者の皆様すみません

私のおっちゃん世代でこの用語を使うときは

101系や111系以後の車両を新形と言います。笑)

との峻別をわかりやすくするためにも

 

多少なりとも、

ねずみ色1号との違いをはっきりさせると

雰囲気が変わるように思います。

まあ、これも個人的な価値観ですけどね(^^)

 

旧形電車はダークグレー、

新形電車はライトグレー、

平成以後のJR形はついに無彩色!

 

いやいや、

今のステンレス車の屋根が塗られてないのは

どんどん色が薄くなった結果じゃありませんって(笑)

 

と、話がスベりかけたところで

今日は一気に3色塗装と頑張ったし

続きは明日としましょう。

 

ではでは(^^ゞ

 

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