皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
糸魚川のキハ52を作ってみよう!その20
雪国の車両に必須のコレ。
今日はスノープローのお話です。
もちろん紙で作りました。
そして、それほど難易度が高くないわりには
薄肉感が結構好ましく、
自作をおすすめしたくなった部分でもあります(^^)
「型紙キット」には
単線用と複線用の二種を収録。
今回は糸魚川の保存車両に合わせて
羽根が両側に伸びる単線用を使います。
複線用も力強く雪をかき出しそうで
好きなスタイルなんですけどね。
どちらかというと、幹線亜幹線を爆走する
キハ58のイメージが強いです。
※個人の感想です(笑)
折曲げ線に沿って軽くスジを入れ、
真ん中の折り曲げ部分は
繋げておく太い垂直のところを残して
スコップ状に曲げる部分は切っておきます。
形状どおりに折り曲げて、
先端を
で固めて角度を決めたら
表面側にも粉と瞬間接着剤を盛り、
そこから削り出して尖った形状を作ります。
アートナイフもヤスリも手が届きやすく、
整形も仕上げもとてもラクです。
実は型紙の設計当初、
角度を決めやすいように
一体型の展開図で試作してみたのですが
切り具合で角度が変わる、
合わせるのが意外と手間、
先端はいずれにしても盛付け整形が必要、
といった具合に、とてもラクとは言えないもので。
作りながら、
出来上がりをイメージしやすいこの方式が
結果的に一番良いかと思いました次第。
さて、雪かき本体が出来たところで
次は足を作ります。
実物は、前からの力に耐えるよう
胴受の真後ろに向かって補強棒があるのですが
カプラーを取り付ける関係で、
その3点支持構造はとる事ができません。
かといって細い紙や棒の
両側2点支持では強度や安定感に欠けますから
ここは紙や金属棒とせず
多少の衝撃も平気な素材を使って支持します。
http://making-rail.com/?pid=73978716
これなら滅多なことでは折損せず
ぶつけても元の形状に戻りやすく
取扱いに気を遣いたくない、という
わがままな事情にも合致します(^^)
なお実物のステーは
多少くびれた形状のアングル材のようですが
ここは形状より実用性優先とします。
両サイドに光ファイバーを立てたら
ちょうど良い位置に置いてみて
取付位置も現物合わせです。
前後位置は先端が妻板とツライチ、
くらいで良さそうです。
これくらいかな、と思ったら
あとは二本の棒の幅に合わせて
車体中心と中央揃えで取付穴をあけ、
ここで一旦床板を外して
差し込む深さを調整します。
こんなもんでしょうかね?
あまり線路上面スレスレを狙うと
走るときに困ることがあるうえ
実物もそんなに下げてませんから
これくらいで充分リアルな感じがします。
上から見る、いつもの角度なら
あまり線路からの浮かせ具合は
問題でない事がわかりますね(^^)
前から見て左右方向に
ちゃんと水平に取付いているか、
横から見て前後に傾いていないか、
よく確かめて
気が済むまで位置を調整できたら
低粘度の瞬間接着剤を流して固定します。
写真の床面側は梁を受ける接触面ですから
こちらは極力平らに仕上げ、
補強の「瞬間パテの粉」を
床下側に軽く盛りつけたら
スノープローの完成です!
これにて、ひとまず
床板まわりも完成しました!
でも、台車と車体を組み合わせた
喜びの記念撮影は、今日はありません。
このまま遂に塗装に進むからです!
さて、ボロが出るか綺麗に変身するか
期待半分、不安半分で
明日もよろしくお付き合い下さいね(^^ゞ
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