皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
席を外しましたため
手が泊まっています(^^;
今日もちょっと思い出話で失礼しますね。
「停 看 聽」
→ 停まれ、看よ、聽け。
「鐵路平交道」
→ 平らに交わる道が、すなわち踏切。
まあ、言語としては結構違いますが
字を見ると結構わかるのが
この国を旅していて便利なところです。
というわけで
今日は台湾の軽便鉄道のお話です(^^)
あちらでは、ナローゲージの鉄道は
標準軌(1435mm)の半分(762mm)ということで
「五分車」と呼ばれ
ほとんどの場合、それは
砂糖の生産と運搬に関わった
糖業鉄道をさします。
ゆえに、その廃線跡には
こうした積込場と思われる遺構が
意図的に残されていたりして
目的地の敷地内に到着する前から
おおいに期待を膨らませてくれます。
今回ご紹介するのは
台湾新幹線の嘉義駅に比較的近く
バスで行くことができる糖業鉄道のメッカ
「蒜頭糖廠」です!
古くは
明治製糖 蒜頭製糖所、
と呼ばれておりました。
戦前、日本の砂糖生産量は
世界3位だったのだそうです。
さとうきびは本土では採れませんから
つまり台湾の製糖産業が
世界で名を轟かせていたんですね。
原料や製品などの運搬を中心に
旅客営業でも活躍した糖業鉄道には
廃止当時まで使われていた
日本時代の駅舎も綺麗に保存されており
往年を偲ぶに余りある風景です。
ここで秘蔵画像をご覧に入れましょう(^^)
蒜頭糖廠時代、つまり
戦後になってからの資料ではあるのですが
恐らく機能的にはそう大きく違わないものと思われ
戦前の態様も概ね知ることができます。
アップできる写真サイズに限度がありますので
拡大してみると
写真中央に旅客駅があり
その右手にクルッと
スーパーミニカーブ(笑)が見えるのですが
これが一体何なのか
1m四方ほどの大きさの
運搬台車は置いてあったのですが
特段の解説看板もなく、
わからずじまいでした。
しかし、その風景たるや
まさにレイアウトそのもので(^v^)
↑こちらの写真が、
駅舎の裏から右カーブで奥に入るところ。
線路を歩いていくと
その奥はこんな感じでした。↓
もちろん実物はエンドレスではありませんけど
こんな風景で、建物を置いて
周囲にさとうきびでも植えてやれば
B4かA3サイズくらいで
素敵なレイアウトが出来そうですね!
実は数日前に
バナナの木の発売予定製品を紹介したとき
実物の写真を探していたら
この蒜頭糖廠の写真がヒットしたので
ここにご紹介します次第。
さとうきびとバナナ。
他にもヤシ、パパイヤ、ビンロウ、などなど
特徴的な植物はたくさんありますので
リアルに量産すべく研究中なのだそうです。
おおいに期待しましょう(^^)
そうそう!
台湾の植物といえば
おったまげるナンバーワンは
この「ジャボチカバ」ではないでしょうか?
原産は南米かどこかの外来種らしいです。
なんと、幹や枝から直接、
花が咲いて実がなるのだそうです!
これは、新しい!(笑)
こちらはジャックフルーツ。
これは某駅前で撮った写真なのですが
何故か駅のシンボルツリーなのか、
駅舎付近で見ることが多い気がします。
数十センチまで大きく熟したら
食べごろなのだそうです。
たまたまタイミングが悪いのか、
ここぞという時期に当たったことがなく
私は食べたことがありません。
果樹園にはグァバが、
その生け垣のように何やら花が。
キリがないので
このへんにしておきましょうか(笑)
車両の話を書こうと思ったら
すっかり長くなってしまいましたね。
続きはまた明日、
模型製作意欲をそそる
かわいい車両たちをご紹介しますね。
ではでは(^^ゞ
-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-
美軌模型店公式Facebookページ開設しました!https://www.facebook.com/makingrail/
皆様のいいね!とフォロー、
どうぞ宜しくお願い致します(^^)
-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-
「いいね!」と思ったら、おひとつクリック!
にほんブログ村
鉄道コム
応援よろしくお願いします(*^^*)
-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-
工作記大募集中!!
美軌模型店サイト「みんなの工作室」は、模型屋さんのショウウウィンドウのように、お客様同士で作品を見たり飾ったりするのをお楽しみいただくコーナーです。
当店製品に何か関連があるものでしたら、車両・レイアウトなどジャンルは問いません。
もちろん初心者からベテランまで大歓迎!
ご応募の方に粗品進呈中です。どしどしご応募くださいね!
>>>詳しくはこちらまで!
↓↓「みんなの工作室」は、こちらからどうぞ
集電加工&電子工作編!!
きらめきライト工作 「水平型&垂直型」編!!
きらめきライト工作 「室内灯&Bトレイン」編!!
ディテールアップ編!!