ミニレイアウトを作りたくなる風景(^^) | 美軌模型店の待合室

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一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

かわいいナローゲージをたずねて 線路編

車両が保存(中にはほぼ放置のものも?笑)されている

ヤードエリアを散策しているだけで

予定時間を大幅に使い切ってしまい

結局肝心の砂糖工場跡まで見学できず(笑)

もちろんトロッコ列車の乗車も諦めました。

まあ、また来ればいいや、って感じで^^

 

しかし我ながらアホだなあと思いつつ

さらに車両と線路の探索を進めます。

どの貨車で何を運んだのか予備知識のないなか、

有蓋車・無蓋車の他にこのカゴ車が1両だけありました。

収穫したサトウキビを放り込むのに良さそうですが

どうだったんでしょうね?

 

横から見ると風情たっぷりです。

歪んでます(笑)

使い込まれてこうなったのか、元からなのか

高速遠距離走行が目的でない

軽便鉄道らしい風情です。

 

同時に、模型もこれで良いんじゃん、

という気持ちにもなりました。

もちろん適当に作って、

歪んでいるのがリアルとは申しません。

でも、遠目に見てわからない程度であれば許容範囲で、

必ずしもシビアでなくてもいいのかな、とも思います。

但し、4輪が着地していないと、模型的にもマズイです^^

 

と、ここでようやく車両の群れを概ね見終わり

足元に目を移します。

この枕木の間隔、

まるで篠原のフレキシブルレールのよう(笑)

軸重が機関車で5トン程ですから

これくらいでも充分支えられるんですね。

あ、そのへんは素人ですから、ここまでにしときますが(^^)

 

ちなみに、この線路を自分で敷設しようと思うと

気が遠くなるような犬釘の数が必要となり

正確な軌間でハンドスパイクというのも困難です。

しかし、このように実際の軽便鉄道の軌条というのは

よく見ないと発見できないような小さなものであり

なにも無理に表現しなくても良いのでは、

とも思えてきます。

 

なにを申したいか?

1/80や1/87、9mm以上のスケールであれば

市販のちゃんとした線路がありますが

1/150で作ろうと思うと、

5mmゲージというのは存在しません。

したがって、線路から自前で作らないといけないのです。

 

ええ、やりたいと思ってます(^^ゞ

昔からの夢です。

7.2mmのN-1067は、以前やったことがあります。

当時の私はポイントを作る腕がなく

レイアウトは一周できずに頓挫しましたが

車両自体はちゃんと走ることが確かめられました。

 

今はモーターも小さくなり

ついにその時が来たのかなあ、なんて思っているところです。

あ、大風呂敷を敷いちゃった(笑)

明日明後日すぐ着手する、とまでは申しません。

近いうちに、です(^^)


さて話を戻しましょう。

意外なことに、木枕木のみならず

コンクリに犬釘を打ったものもありました。

ただ、見た感じでは、PC枕木というわけでもなさそうです。

 

線路の表現としては面白そうですね。
ただ、二本の線路が繋がっていてくれた方が

ちょっと作りやすいかな?

 

ところで、この線路まわりを見ていますと

バラストが敷かれた感じが全くありません。

そういえば、他の軽便鉄道の写真を見ても

路盤があって、道床があって、、という感じでなく

周辺の地面と一体化した枕木に

チョコンと線路が乗っているような景色ですよね。

レイアウトを作っても、そのような表現が多いと思います。

 

何故か?

これは私の想像なんですけど

ガソリンスタンドの計量器みたいなのがある

ディーゼル燃料の給油コーナーと一緒に砂場があり

機関車の砂撒きの砂を補充するようになってました。

 

ああ、そうか!!

雨が降るたびに砂を撒いて滑り止めにしていれば

年月とともに線路は砂で埋まっていきますよね!

 

なるほど!!

 

と、勝手に膝を打ってますけど

違ってたらごめんなさい(笑)

日陰には、車輪に板をかけた簡単なベンチが。

こうして裸の車輪を見ても、小さいですよね。

これはかわいい(*^^*)

 

この日の台湾中部地方は28度でした。

新潟を出るときより20度も高く、

寒さに慣れてきた体には少々こたえました。

ここらで休憩

IMG_20161121_000051290.jpg

「フレッシュミルクアイス」

衝撃的に食べ物がうまい台湾。

しかし、さすがにこれは普通だろう、なんて思っていたら

甘さスッキリ、ミルク濃厚、激ウマでした。

砂糖がやっぱりひと味違うんでしょうな、

何でも産地というのは強いものですね(^^)

 

体力回復して、少し歩いたところに

これまた可愛らしいものを発見!

転車台だ!!

貨車が乗ってるけど(笑)

全長は少しはみ出そうですけど

ちょうどCタンクが乗るくらいに出来ているんですね。

 

いやー、これは是非、作りたいなあ!

 

しかし、こんな小さいのを1/150で作るとなると

大きさはほぼZゲージですよね(笑)

Cタンクは、礼のメルクリンのを使うべきかなあ??

いやいや、ビンボー性の私が

そんなゴージャスなマネを出来るわけがない(笑)

 

まあ、考えるのも楽しみのひとつということで。

 

5mmのNナロー、ちょっぴりそそられませんか?

以上、軽便鉄道レポートでした!

 

あ、一応ご案内

 

「渓湖糖廠」

新幹線の台中駅から乗り換えて

台鉄(台湾の国鉄にあたる在来線)員林駅から

タクシーで15分くらい。

私が乗ったときは300ドル(約1000円)でした。

この地域のタクシーはメーター制ではないので

心配なら先に行先を告げて、納得したら乗るといいでしょう。

ただ、黄色い正規のタクシーに乗れば

ボラレる事はないと思います。

帰りのタクシーは値段を聞かずに乗りましたが

同じ300ドルで連れていってくれました。

(まあ、このへんは自己責任で・・)

 

員林駅は思ったより大きく、

客待ちのタクシーがいるのですぐ乗れますが

帰りは流しのタクシーに当たる確率は低いので

徒歩10~15分ほどの渓湖の市街地に向かい

そこでタクシー会社を見つけました。

員林客運のバスターミナルの隣にタクシー屋があります。

(ネットで検索するとバス屋は出てきます)

 

彰化駅からバスで渓湖に向かうテもありますが

路線バスは、どこに向かうか、どこで降りるか

難易度が高いので私は苦手な乗り物です(笑)

また、鉄道の彰化駅とバスターミナルも離れているので

その移動も結構面倒なレベルに思われ

今回はパスしました。

 

ではでは(^^)

 

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