35年後、同じキットを作ったらどうなる? 80系を作ろう!! | 美軌模型店の待合室

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平成に甦るGMの80系! その1

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グリーンマックスの80系電車キットを

約35年ぶりに買ってしまいました!

 

そもそもの話の始まりは

この写真の手前に写っている、明らかなジャンク(笑)

115系、165系と、みかん色の電車をいじった暁には

やっぱり欲しくなるのが元祖湘南形です(^^)

そして、カトーのカッコイイのを買うのもいいけど

その前に、持っているものを活用しようかな、

と考えてしまうのが私の性分で(^^;

 

イソプロピルアルコールに漬けて綺麗にして

欠けた部品を直して再塗装して・・

と、いつもの再生作業をするつもりでしたが

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それが、あまりにも状態が悪すぎたんです(^^;

昔はピースコンなんか買えませんでしたから

当然塗装は筆塗り。

その割には頑張った方だと、

一応昔の自分をねぎらっておきますけど(笑)

どうもこの厚々としたタカラカラーの膜が

アルコールごときで剥がれる気もしません。

ハイ、グンゼでもGMてもなく、タカラですよ(^o^)

 

それに、ベンチレーター等の小物のみならず

床下機器すら付けていないものもあって

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一応台車は正しいものを履いてますけど

どういうわけか車体にも歪み・へこみも散見されます。

 

まあ、そんな状態なので

修理そのものも大変なうえ

ちょくちょくとパーツなんか買ったら

千円二千円なんて、すぐに超えてしまうことでしょう。

 

ならば・・

ハナからキットを買ってしまった方が

金額的にも大して変わらないのではないか?

と考えたのでした(^^)

なにしろエコノミーキットですからね!

定価3500円で6両分の車体が手に入るなんて

手軽に遊べることに関しては最優秀賞です(^v^)

 

ちなみに、使おうか否か、迷うのがこの動力装置

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窓の中が何も見えないバージョン。

そう!これも往年のダイキャストの固まりです。

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これを淘汰するのは、なんとも勿体無いのです。

何故なら・・

 

何が凄いって、その牽引力!

20m級の車内いっぱいに金属の固まりが入ってますから

重量はそんじょそこらの機関車の比ではありません。

 

今回は、新たに入手したキット6両分のほか、

もし将来的に旧所持品のジャンクを再生させたら

(↑まだ捨てる気なし。笑)

10両編成くらいは充分考えられますので

カトーの動力をあとで買って室内灯を入れるか

迷うところではあります。

 

さて、充分に眺めましたので

少しずつ手をつけていきましょう^^

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キットの構成は、モハ3両が一体成形ボディ、

残りのサロとクハが板キット状態です。

 

実はこのモハが、

窓ガラスも一体成形の四角いパーツが入っており

それが床板を受ける構造になっています。

 

ところが今回は、

窓ガラスの透明度を確保したい上、

室内を作ることも楽しみのひとつですので

床板の位置決めと固定には別の方法をとり、

室内空間もスッキリさせようと思います。

 

まずは床板の加工です。

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M車とT車の床下機器が、同じ金型のようですね^^

いろいろ組み合わせて金型の共通化を図っておられるあたり

GMらしい創意工夫を感じます(^^)

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車体が共通ですので、装着方法も共通だと効率的、

ということで、車体中央寄りの側面の穴に

車体側のツメが引っ掛かるようになっています。

 

これを使わないことにしますので、

床面のすべての突起物をまず取り除きます。

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左上の元の状態から、

ニッパーでザクザクと切り落とした状態、

それを平ヤスリで平らに仕上げた状態です。

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床板中央の突起は、一段低い所にモールドされていましたので

ここは彫刻刀で落としました。

ウェイトの固まりを入れる穴があいているほか、

その周囲も0.5mmほど段差がありますので

後々ここに「シールウェイト」を貼って重量対策とします。

したがって、余計なモールドを落とす際には

削りすぎても支障ありませんが

削り残しのないように注意しました。

 

今日はここまででした。

床板しか弄ってませんが、

眺めて作戦を練った時間もありましたので

初日としてはこんなもんですかね(^^)

 

では、明日に続きます!

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