光ってほしいところ、ほしくないところ | 美軌模型店の待合室

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一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

ライト工作におきまして、

「どこまで光らせるか」

「どこまで遮光するか」
というのも、そのときの気分や目的によって

人それぞれ、車両それぞれですが

 

今日ご紹介しますのは

光るところは光らせ、

暗くあるべきところはひと工作で

カッコ良く真っ暗になさった作品です!

 

★★ カトー クハ16
作者:nari-masaさん  ブログ:「新湘南電鐵 横濱工廠2」

こちらの完成写真を見ただけでは

もしかして、あまりにもその存在感が自然すぎて

どこが劇的にカッコ良くなったのか

この製品をお持ちの方でないと判らないかも?(笑)

 

ということで、ご紹介しますと

まずは何と言いましても運行番号の表示器です。

こちらを、光ファイバーで導光して

点灯化なさっているのです。

光源は明るくなりすぎず、

光ファイバーもベタ付けにしないことで

旧型国電のコレらしい、薄明るい感じになっています。

 

表示器そのものも、ひと改造。

光漏れ対策と、少し引っ込んだ表示の感じを出すために

窓ガラスパーツから表示器部分のモールドを切り離し

新たに0.2mmの「ポリカ窓ガラス」を嵌めてガラスを表現、

 

そして運行番号は

「L'x(ルクス)」汎用製品シリーズのものを使って

透明テープで裏側から貼り付け。

 

すると一気に旧型国電の雰囲気に^^

昔見た思い出が蘇ります。どこだったかなー?

ちなみに私の子供時代といえば、

すでに首都圏は101&103系の天下でしたから

蛍光灯の明るい行先表示を見慣れた身には

このぼんやり明るい電球の明かりが

ちょっと怖くて帰りたくなったのを思い出しました(笑)

 

それはさておき

この工作には、まだ続きがあるのです。

トップの写真と見比べていただくと一目瞭然です。

このままの状態ですと、

側面ガラスパーツを伝って

乗務員室まで明かりが見えてしまうんですね。

 

これを解消するために

ガラスを乗務員室のところで切り離し

テープで遮光するという工夫をなさっているのです。

 

そして結果はご覧のとおりと相成ります(^^)

 

いやいやいや

美軌模型店製品をたっぷりお使いいただき

思い通りに完成なさいました事を嬉しく思います(*^^*)

 

nari-masaさん、有難うございました。

 

ちなみに、ガラスを伝って光漏れしやすいといえば

鉄コレ製品あたりを思い浮かべる方々が多いかと思いますが

こうして見ますと、ガラスが脱着しやすいというのは

非常に有難いことだと思います。

製品によっては接着組立てのものもありますので

分解した時にガッカリすることもしばしばです。

 

まあ、メーカーさんは加工改造の都合では

物事を決めないでしょうから

そこは運かもしれません^^

 

そんな感じで、車両もいろいろですから

構造上の無理やリスクがある場合は

どうしても必須の作業ではありませんが

ガラスの切り離しによる遮光は

やっぱり効果絶大のように思います。

 

ちょうど自分の手元でも、

光らせ方を検討中の車両を仕掛かっていましたので

なんだか勇気をもらう作品でした(*^^*)


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