立体交差の処理に困ったら

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

大きな地震がありました。
夜間で状況が良くわかりません。
揺れの大きい地域の方々におかれましては
何卒ご無事でありますことを
謹んでお祈り申し上げます。

さて
今日は久しぶりにレイアウトをいじりました。
どうも自分の傾向として
仕事で車両を作るのが忙しい時期は
レイアウトを進めたくなりますね。
まあ、模型趣味は気分転換の意味が
結構ありますからね^^

少し前に、
寒いうちに雪山を少し作ろう！
などと言い出してから
あとは時計回りに旬の風景を作れば
来年の今頃には完成か？
などと戯言を申しましたものの

ノッホのかっこいい桜の木を買ったのに
結局、植える気配すらないままに
新潟も桜のシーズンが終わりかけてます(笑)

原因というか、言い訳というか
ここがネックだったのです。

この立体交差、
フレキを敷く時に、思いつきで
ケガキと違う緩和曲線にしてしまったために
線路が路盤スレスレになってしまったのがひとつ。

それから、緩和曲線部分ゆえに
高架線路のようなキチッとしたパーツも使えず、
また山との地形の繋がりをどうしようか、
などなど、などなど･･

まあ、よく考えて着工しなかったツケで
悩みどころだったのです(^^；
しかしそれでは永久に進みませんから
思い切って何かやってみようと思います。

まずは、要らない紙を線路に当てて
カーブの形をとります。
外側の軌条をスーッと指で押すと
紙に跡がつきますので

これを参考に、
おおむね15mmくらい外周のところを
測って切ります。

あまり慎重にゆっくり切ると
カーブに凹みが出来たりしますから
最初の1発目にサッと滑らかにケガいて
2発目で抜きました。

ここで一旦確認。

大体こんなもんで良さそうですので
下の線路をくぐらせる開口部分を
マーキングしておきました。

次に、この型紙を参考に本番を作ります。
使う材料は、何か買っときに入っていた厚紙。
厚さが1mmくらいあり、珍しいので保管してあったのです。
つまり、今回は材料費ほぼタダ(^^ゞ

この円弧が、路盤を継ぎ足す部分となります。

で、これをどうするかと言いますと･･

とりあえず、開口部分の幅を測ったら
167mmでしたので

これに合わせて側面を鉛筆で書いて･･

切り抜いたら、こんな感じになりました！
思いつきにしては、
今のところ良い形してますね(笑)

そうなんです。
橋であることを諦め、
ここはひとつカルバート風にして
お茶を濁してしまおう！ということでした(^^ゞ

そんなに詳しく
実物を調べたわけではありませんが
本来、カルバートというものは
面が平らでなければヘンですし
これだけスパンが開くのも不自然ですが

曲線のトラス橋やデッキガーターと比べて
どちらが違和感が少ないかといえば
こっちの方がマシに思えたのでした^^

え？
両端に橋台を作らなくていいからラクだって？
バレましたか(笑)

ともあれ、
ちょっぴり成功しそうな兆しが見えたところで
今日は時間切れとなりました。
明日、ちょっと組んで様子を見ようと思います。

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