毎度おなじみ美軌模型店です。
いやー今月はきつかった!
毎月、この時期になると
いつもの香港車両の出荷時期を迎え
追い込みの作業をやっているのですが
今月は最後の頃に12時間遅れで推移しまして
まあ、2日徹夜で挽回したんですけど
月に12時間です。
30で割ると、1日わずか20分!
これは段取りの失敗ですね(^^;;
今日はもう眠いので工作できません。
ちょっと思い出話も込めて
以前見た「コイツの本物」を紹介したいと思います。
実は、この香港型の近郊電車は
今はロングシート化・5扉改造されていて
現存するのは保存1編成3両のみなんです。
今の姿がこちら
顔がイマドキっぽくなってます。
でも、鉄道ファンに呼ばれているあだ名は
「烏蠅頭車」、つまり「ハエあたま」ですね。
褒めてるんだか、なんだか(笑)
でも、愛されてるんですよね。
側板のラインを見ると
かつての名残を感じられますでしょうか。
私もアホなもので
なにか雰囲気を思い出せるような写真を撮ろうと
構図を考えたのはいいのですが
肝心の正式写真っぽいのがない。
1枚くらい、普通に撮ってくれば良かったもんです。
あとは、駅を豪快に出発するシーンとか
なにが豪快って
この車両は標準軌を活かした大型の24m級、
しかも吊掛駆動なので
日本のアレよりは静かですけど
独特のモーター音を唸らせるんです。
そんな車両でした。
かつての姿とはいえ
こんな模型を作っていて
どういう理由で、
皆様これほど気に入って下さっているのだろう?
と思うことがあったんです。
正直、レジンキャスティングですから
ABSの射出成型と比べれば
精度や仕上がりが非常に優れているわけじゃないし
それもちゃんと説明した上で売ってますし・・
しかし、本物を見て、
なんとなく理解出来た気がしました。
この模型は、印象再現が出来ているだなあと。
特に側板の窓の感じとか
全部狙って出来たわけじゃないんですけど
「乗った印象を思い出していただきたいな」
と思って設計したのが当たった感じですね。
結局、自慢みたいな結論になりましたが(笑)
印象を再現するというのは
細かいディテールより重要なこともあり
Nゲージの大手量産品でも
細密化してもあまりカッコ良くない製品がありますよね。
これも永遠のテーマとして
今後も頑張ろう、と思ったお話でした。
ではでは、明日は少しリハビリがてら
工作に戻ろうと思います(^^ヾ
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