おじいさんの紹介が終わった後、


おじいちゃんは木さんが見える場所で、車やテントの中で寝起きしながら、おじいちゃんの貴重なお薬を使い、一日中、一所懸命に治療して下さったんです。

と、ずっと申し訳なく思い続けているルルは涙で声を詰まらせながら、木にその事を伝え、

私のせいで…本当にごめんなさい。

木さん、治ってくれて本当にありがとう。

おじいちゃん、本当にありがとう。

と言って号泣しました。


ミミは優しくルルを抱きしめ、ミミもまた泣きながら木に謝り、おじいさんに頭を下げました。


涙もろいひまわりが鼻をズルズルさせながら泣いているのを、ラッキーゴールドはウルウルした横目でながめ、みあちゃんは持っていたティッシュでひまわりの鼻をそっとふきました。