夢の場面が変わって、一緒に暮らしているおじいさんが、しみて痛い目薬を、毎朝ひまわりの両目に打つのでした。


ひまわり ! ひまわり !

目薬の時間だよ、

と言っているおじいさんの声が聞こえ、

大きな黄色い目でおじいさんの声のする廊下をみると、首から上が大きな目薬の入れ物の形をしたおじいさんがいました。


薬がいっぱい入っているためにダブンダブンと音がし、入れ物が大きすぎてまっすぐ歩けずに、あっちふらふら、こっちふらふら歩きながら、

さあ、大きな目を引っこ抜いて洗うぞー

と、叫んでいました。


めぐすりおばけがでた!

と、ひまわりは逃げますが、めぐすりおばけはずっと追いかけてきます。

その姿がとても面白く、ひまわりはゲラゲラ笑いだしました。