⭐️カノンて、なあに
⭐️これをやると、何か良い事あるの
Step5 (年長さん)では、リトミックのレッスンで
【カノン】が出てきます。
【カノン】とは、、、
一定の時間をずらし(1小節遅れ、1拍〜数拍遅れ、、等)
Aが、あるメロディーやリズム、動作を行うのに対し、
Bが、それを模倣しながら、追随する様式。(追複曲)
クラシックでは、パッヘルベルのカノンが有名。
歌った事がある人が多いのは、「蛙の合唱」(輪唱)✨🐸
かと思います。
余談ですが、ドイツ民謡のFroschgesangという歌に、
岡本敏明先生が🐸「蛙の合唱」という曲名で日本語の詞をつけたものです。
私は、大学で岡本イズムを継承し続ける高浪ゼミで勉強し、
沢山の輪唱に触れて、作る事にも挑戦しました。
カノンを作る際には、綺麗なハーモニーができる事を意識して作ります。
簡単なものしか作れませんでしたが・・・(苦笑)
歌は、分解すると、①音程(音の高低)
②リズム
③(音の)強弱
④ニュアンス→表現に繋がる
⑤フレーズ感
⑥歌詞
...等
沢山の要素が含まれていて、
一気に、同時に
全てを表現しなければなりません。
意外に難しい事をやってるんですね(笑)
上手く歌えない場合、
どれかが上手くできていない可能性が高いです
勿論、歌の場合には、
体が楽器なので、楽器の使い方が分かっていない、
楽器が上手く使えていない可能性もあります
話は戻って、、、
リトミックは、本来プロを目指す音楽家(音楽大学の学生)の為に作られたものなので、
いきなり楽譜が読めて、演奏できるレベルからスタートしますが、
幼児さん向けのリトミックは、全て分解して、1つづつ丁寧に勉強していきます。
カノンにおいては、、
・ことばのカノン
・形のカノン
・動作のカノン
・打楽器によるカノン
・リズムによるカノン
・ステップカノン 等
と発展していきます。
①インターラプテッドカノン(中断カノン)
→重ならずに模倣
②遅延カノン→1つの動作を模倣
③ アンインターラプテッドカノン(継続カノン)
→一定時間を置いて、模倣
次は、どんなリズムや音が出るのか?
・集中して聴かなければならないので、集中力
・記憶を再現しながら、次のことを聴いて記憶するので、記憶力
(過去・現在・未来が同時に進行するので、普段の日常生活に応用できます)
・頭の切り替えが早く出来るようになる
・先を読む力
・2つ以上のことを同時に行う能力が養われる
・沢山の情報が入ってきても、今はコレをやる時間と、自分で判断して行動できる。
良い事が、たくさんですね✨
ただし、いきなりこれをやるのは、難しいと思います。
一定のビートを保持できる
的確にリズムが表現できる 等
しっかりとリトミックで基礎力がついている必要があります!
おまけ:現存する世界最古の輪唱楽譜↓
【音楽教育】×【人間教育】であるリトミックを通して
人生を豊かに生きる力を育む
歌とリトミック教室 Maki Music Theater
https://www.makimusictheater2018.com
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