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前癌後日々是好日

〜59歳怒涛の1年〜

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11月27日はルークの13歳の誕生日。

 

彼の戸籍上(血統書)の名前は

『リッチリーパートナー オブ ブリリンアントロード ジェイピー』

(Richly partner of brilliantroad jp)

岐阜県で産まれた。

 

ミニチュアダックスフンドなのに、成犬になった頃は…

 

「…スタンダード…ですか?」

(スタンダードサイズのダックスフンドを実際見たことは、ない)

 

っていうぐらいの大きさで、体重も8kgを超えたときもあったぐらい。

 

よく食べ、ハツラツとしていて、走るのも早く、病気をしたこともなかった。

 

2年前に脱毛がひどくなり、その治療を始めた頃から白内障が見られるようになり、そしてとうとう2週間も入院するような病気になってしまった。

  

 

 

私が『乳がん』になり、抗がん剤治療中にずっと寄り添っていてくれた。

 

手術が終わって回復期に、今度はルークが入院…。

本当にほんとうに自分の『がん』より辛かった。

 

 

 

でもやっと最近は『落ち着いている状態』というところまで来ていて少し安心している。

 

 

 

夜になって娘がお祝いに駆けつけた。

目が見えないので、誰か人が来たコトはニオイで判断しているのだと思うけど、久しぶりに帰ってきた娘はルークにとってはいつもいるヤツなのだろう。

 

娘は『ねぇちゃん!おかえりー!うれしいなー、なんかちょーだい!』っていう歓迎を期待していたようだが、全く動かず。

 

娘より少しあとに帰ってきた次男には

しっぽをブンブン振って近寄って顔をベロベロと…

『にぃちゃん!おかえりー。どこいってたのー?外のニオイがする…ボクのニオイつけてあげるねー!』

とばかりに念入りに舐める。

 

それを見た娘…。

次男が離れたスキに手を鼻先に出してやっと、存在をわかってもらった。

 

 

現在。私のひざでぬくぬく中。

13歳。

 

キミが毎日楽しく過ごせるように、かぁちゃんも元気でいるよ。

 

かぁちゃんも60歳で命の期限を感じることになるとは思ってなかったけど、ちゃんと見てるから。

 

キミがかぁちゃんにしてくれたように。

 

誕生日おめでとうルーちゃん!