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バツブルー『膠原病』について丸ブルー

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 意気込んで早く来すぎたらしい…。

病院のコンビニで、さらにおにぎりと冷たい飲み物を買って、診察が始まるのを待ってる。

 

今日の診察は先日撮ったCTの結果もわかるはず。

 

 

もし、がんが大きくなっていたら(ありえない!とは思うけど)抗がん剤をすっ飛ばして手術するかも…って、先生が言ってた。

 

今日は血液検査もCT撮影の時に済んでいるから、多分1番に呼ばれるはず。

まだ比較的静かな病院内。
 
**********
 
診察終わり。
 
T先生の診察室のパソコンも(!?)調子が悪いらしく、電子カルテを大きい画面で開けない状態だった。
ノートパソコンでちまちまと私のカルテをを見ながら、私がどんな患者か思い出しているよう…。
 
金曜日の血液検査の結果をまず見て、いいねぇー問題ないねぇー。といい、次に遺伝子検査の結果を確認したところで、私がジレて
「CTは?CTの結果は?」と急かすと、
「まあ、待って。順番、じゅんばん。」と慣れないノートパソコンで何やら他のデータを見た後で、やっとCTの所見を「だだだだ……顕著に縮小しているって。」
「!やった!ホント?」
「今、画像を…」と、いって治療前の画像と一番最近の画像を並べて出して見せてくれた。
小さくて近くによらないとよく見えない…。
でも、右胸のしこりのところは本当に小さくなっていた
「ココ。いいねぇ…。これ以上は望めないぐらいだね。」
 
「リンパは?」
 
「コレ、とコレ。これも。消えてはいないけど、だいぶ小さくなったね。」
 
「後は手術で取っちゃえる、ってことよね?」
 
「そうだね。コレだけ小さくなれば。消えちゃうってことは見たことないから、コレは上出来だな。」
 
「そうよね。あんなに大きかったんだから、よくできましたって感じ?」
 
「はい。よくできました。じゃあ、ドーズデンス、いきますか。」
 
「そのつもりで、準備万端!」
 
間質性肺炎は…うーん。少し良くなるかと思ったけど、かわらないな。」
 
「悪くなってないんでしょ?だったらオッケー!ジーラスタの日に膠原病の予約入れたから、見てもらう。」
 
「指はどう?」
 
「今日はあったかいし大丈夫たと思う。それに用意は万全にしてきたから。」
 
「じゃあ、やりますか…。」
 
「はい。ドーズデンス4回。いきます!
 
「でも、無理はしないで。何かあったら今日は夜までいるし、看護師に言ったらすぐに連絡取れるから。」
 
「はい。何かあったらね。なかったら次はジーラスタね。あさって。先生はいる?」
 
「いるいる。」
 
「じゃあ、あさってね。行ってきます!」
 
「はい。がんばって!」
 
晴れやかに、ddPTX(ドーズデンスパクリタキセル)投与へ!