ドラマのような愛の話を聞いた日 | 60代 まきみち奮闘記

60代 まきみち奮闘記

初老おばさんの独り言です。
40代半ばから絵を習い、50手前に「プロになる」と覚悟を決めてパートしながら毎日絵を描く生活が始まる。50代半ばに初めて挿絵、装画の仕事を経験。
連れ合いとはちわれ猫との三人暮らし

以前のパート先の若いスタッフが、来週で職場を去るそうで



「最後にお会い出来ませんか?」とメールをくれた。



元同僚のえっちゃん(私と同い年)と3人で会うことに。



彼女は同僚というよりは、娘と同じぐらいの年齢で



寡黙やけど、いつも落ち着いていて優秀なスタッフやった。



何より、私は仕事中によく彼女に話を聞いてもらった。



その頃、彼女が 付き合い出した彼氏の話を



「まだ親も知らないんです」と話してくれたりもした。
(私が聞き出すのが上手かったのよ(笑))



2年前、私がやめた後、彼女は病気になってね、



珍しい病気だそうで、



最初は片手の痺れから始まり


あっと言う間に、身体が動かなくなり、寝たきり状態になったのよ。





コロナ禍で、お見舞いも来てもらえず、辛い入院生活やったって。



普段、あまり自分のことを話さない彼女が、ポツリポツリと話してくれたん。




お医者さまは



「歩けるようになる可能性もある」



とおっしゃったそうな。



「可能性もある」



ということは、このまま寝たきりになる可能性もある、ということやな、と覚悟したんやって。



そして、彼氏に


「別れて欲しい」


と言うたって。




そしたら、彼氏が



例え、ずっとそのままでもいいから結婚したい



と言わはったって。



泣いたって。



もう、その話聞きながらおばさん2人が涙目よ。



それから、徐々に良くなって、リハビリは辛かったけど頑張ったって。



「絶対歩けるようになる!」



って頑張ったって。



「今、こうして歩けることが信じられません」って。



歩けるって、有り難いことやなぁって思ったって。



週に2日、仕事に復帰したけど、やっぱりまだラッシュの通勤は辛いので、やめることにしたんやって。



その彼氏とは、去年結婚しはってね。



それはそれは優しい旦那さんなんやって。



なんかね、



「寝たきりになっても結婚したい」


って、、、。



なんかね。



幸せになってほしいね。
(幸せそうやったけどね(笑))








大阪のギャラリー
&Do's Nikoさんに再び納品することに。



このシリーズの猫たち、先日納品に行ったんやけどね



なんか、次々と旅立って行くのよ。



有り難いわぁ。



で、次の納品となりまして。



一番上の子は、すでに嫁入り先が決まっててね。



可愛がってもらいなよ〜。



お問い合わせは
ギャラリー& Do's Niko まで。


今日もまきみちのブログに来ていただき、ありがとうございました。


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