生の演奏だから伝わるもの | 60代 まきみち奮闘記

60代 まきみち奮闘記

初老おばさんの独り言です。
40代半ばから絵を習い、50手前に「プロになる」と覚悟を決めてパートしながら毎日絵を描く生活が始まる。50代半ばに初めて挿絵、装画の仕事を経験。
連れ合いとはちわれ猫との三人暮らし


声帯を痛めて合唱をやめて何年になるかなぁ、、、。




今日は、長年所属していた合唱団の演奏会のお手伝いに。





コロナ禍でなかなか演奏会が出来ない中、文化博物館の旧館ホールで、無料のサロンコンサートが開催された。





団員は全員マスク着用の合唱演奏。





感染対策も厳重に。





コロナ禍、ズームでの練習だったり、なかなか全員そろっての練習も出来なかったと聞いた。




「この時期に演奏会はしない方が良い」との団員の意見もあったよう。




けれど、演奏は、素晴らしかった。





最後のステージは高田三郎

「水のいのち」



初演が昭和39年という、合唱している人なら一度は歌ったことがある、というような代表的な合唱組曲。





降りしきれ雨よ 降りしきれ


すべて立ちすくむものの上に


また 横たわるものの上に


降りしきれ雨よ 降りしきれ


すべて許し合うものの上に


また 許し合えぬものの上に




テレビをつけると



「戦争」「制裁」「犠牲」そんな単語ばかりを耳にして、これは本当に現実なのかと疑いたくなる最近。





この歌詞が、メロディーとともに心にしみて、目頭が熱くなる。



ネットを開くとどんな曲もどんな演奏もすぐに聴ける時代やけど




生の演奏でしか伝わらないものがきっとあると思う。




練習も準備もきっと大変やったに違いないけど



今だから、こんな毎日やから、やるべき演奏会もあると思う。




こうした生の演奏は、演奏する人にとっても、聴く人にとっても、特別やなぁ、音楽は素晴らしいなぁ、、としみじみ思う演奏会でした。




お客様も素晴らしいと思ったのは




演奏会が終わっても、誰一人、われ先にと出口に進む人がなく



皆さん、出口が密にならないように様子を見ながらお帰りになった。





天井が高いホールは響きも良く、素敵な空間でした。




昨日作ったブローチもしっかり付けて行きました!




今日もまきみちのブログに来ていただきありがとうございました。




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