えつの東京旅行記 | 60代 まきみち奮闘記

60代 まきみち奮闘記

初老おばさんの独り言です。
40代半ばから絵を習い、50手前に「プロになる」と覚悟を決めてパートしながら毎日絵を描く生活が始まる。50代半ばに初めて挿絵、装画の仕事を経験。
連れ合いとはちわれ猫との三人暮らし

同僚のえつが東京へ行きよりまして

俳優の堤さんが大好きな彼女、

同じ、堤さんが大好きな親友と東京で堤さんの舞台を見に行きよりました。

日帰りで・・・

朝5時頃家を出て

帰って来たのは夜中の12時やったらしいです。

さっそくイケダと私に東京報告。

えつ「わたしな!東京に住めるで!ホンマ!迷わへんかってん!」

(どこにでも掲示があるんやさかい、迷わへんやろ!)

えつ「東京にはな紳士が居るんやで」

(・・・紳士って東京にしか居らんのですか?)

えつ「て~こく(帝国)ホテルでランチ食べたんやけどな」

(えらい豪華ですやん?)

えつ「エレベーターでなシンシが「お先にどうぞ」って言わはってん!紳士やろ?わたし、紳士に会うたん初めてや」

(それはね、東京やからやのうて、帝国ホテルやからちゃうん?)

えつ「ほんでな、ホテルっちゅうとこは大声で喋らへんにゃで!わたしらも思わず小声で喋ってしもうたわ!」

(そこで大声で喋ったらボーイさんが飛んで来るで!)

わたし「ほんで堤さんの舞台はどうやったん?」

えつ 「それがな、なんかな、意味がわからへんかってん!せやけどな、寝んと堤さんガン見したで」

(ガン見って・・・あせる舞台は意味わからんかったんかい!東京まで行って!)

えつ 「幸せやったわ~」

(そら良かった)

えつ 「最後にオチがあんねん」

(旅行にもオチがあるんかい!)

えつ 「夜中の12時に家帰ったらな、鍵かかっててん!息子寝てよってん!」

(ぶっ飛び!)

えつ 「夜中に戸叩いて息子起こしてんけどな、息子が「おかん帰ってくるん明日やと思うてた」って言いよるんやで!」

それはそれは、最後にオチまで付けていただいて

せやけど、えつが自分の都合で仕事を休むこと本当にあらへんのです。

よ~働くえつが楽しかったようで

わたしもイケダも嬉しかったんです。

お疲れさまでした(笑)