こんばんは。メルです。


わたしのブログは、人々の心の立て直しに貢献させていただく、という思いで書いています。


邪気発生源を断たなければ人類の敵となり、潜在意識が破壊されてしまいます。

邪気発生源を排除し、さらに二元論的思考の排除、自己受容に努めることで、人生は比べ物にならない程豊かなものとなります。





『ケーキの切れない非行少年たち』という本を読んでいます。





非行少年の特徴として

・認知機能の弱さ

・感情統制の弱さ

・融通の利かなさ

・不適切な自己評価

・対人スキルの乏しさ

(+身体的不器用さ)


5点セット+1が挙げられるようです。


心のあり方を正しても改善できない、もしくはかなりの訓練を要するのが認知機能の弱さだと思います。認知機能とは、記憶・知覚・注意・言語理解・判断・推論といったいくつかの要素が含まれた知的機能を指し、人は五感(見る・聞く・触れる・匂う・味わう)を通して外部環境から情報を得ると書かれていました。


そして得られた情報を整理し、それを基に計画を立て実行し、さまざまな結果を作り出していく過程で必要な能力が認知機能で、受動・能動を問わず、すべての行動の基礎であり、教育・支援を受ける土台でもあるとのこと。

学校教育現場では、触れる・匂う・味わうを使うことは少ないと書かれていましたが、保育現場でも適切にそれらが行われるかと言われると、都市型の保育園では足りていないでしょう。昔のように外遊びで泥んこになったり、自分達で遊びを考え、たくさん触れて匂いや味を感じることをどれだけ幼少期にしたかで、地頭の良さが決まります。認知機能の高さと言えるでしょう。





ここで友人の子どもが通う保育園のことを思い出しました。その保育園は木造で、園庭にも木と植物と丸太しかなく、子ども達は丸太を運んだりしながら自分達で遊びを考えています。

保育園の中のテーブルや椅子もすべて木で作られており、おもちゃも積み木などの木の物。外で作業する用の履き物は草履で、0歳児の部屋には沐浴ができる縁側があり、お昼寝前には子ども達全員、檜のお風呂に入れてもらえます。もちろんおむつは布おむつです。給食は和食で、長いテーブルに置かれたご飯を自分でよそいに行き、掃除も子ども達が一緒にやります。古き良き日本の子育てがなされていると感じました。子ども達が着る服にも決まりがあり、派手な色やキャラクターものが禁止されていました。そこらに咲く花や自然界の色を綺麗だと思う感覚を身につけさせる為です。数年前に閉園の危機があったようですが、この子育てをなくしてはいけないと、OBや保護者、ご近所の方々の働きにより今でも元気に子ども達が通っています。


ここに通う子ども達に会ったことがありますが、元気に挨拶をしてくれて、"安定している"という印象を受けました。このような保育園に通わせる保護者は家での食事にも気をつけているでしょう。しかし食事の影響だけではなく、触れる・匂う・味わうという認知機能の発達に必要な保育がここでは適切に行われていると感じました。


その保育園

その保育園

その保育園

プラス波動です。

子ども達にとって適切な保育であるとわかります。



認知機能の発達には適切な子育てが必須ですから、虐待やネグレクト、過保護、過干渉の毒親がどれだけ罪深いかがわかります。


自己受容が出来なければ他者受容が出来ません。自己受容が出来なければ愛と幸福の認識が歪みます(邪気になる)。間違った愛で子育てをしないでください。この本を読みながら、自己受容がどれだけ大事で、承認欲求がどれだけゴミクズであるかを再認識しました。

自己受容・他者受容・足るを知る、そして承認欲求を持たない心のあり方を身につけ、子育てに早急に取り入れていただきたいと思います。



最後まで読んでいただきありがとうございました。



メル