こんにちは！ NYから発信しています♪
久々に「リウマチを治すオンラインセッション」で、難治性の高い手指の変形を見事に克服した生徒さんからの感想文を頂きましたので、ご紹介させて頂きます
一般的に、リウマチによる手の変形は原則的には元に戻らないとされ、手術に走っても直後は"多少マシ”になる程度で、やがて再び少しずつ悪化していくーというのが現状のようです
今回は、リウマチで「流れ変形(尺側偏位)」のある方が私のセッションを申し込まれた一方、私は今まで〜特に日本中/世界中からリウマチ患者が集まった「冷研リウマチ村」で、イヤというほど「流れ変形」を目の当りにしたものの (この辺は拙本「ガールズ・ビー・アンビシャス！」ご参照下さい♪)、
実際にトレーナーとして手がけたのは初めての経験でしたが、
(変形を)逆回りさせ元の状態に戻すのは「適切な」運動療法しかない
という持論を裏付けると同時に、リウマチの手の変形で悩む人たちの希望になればと思い、彼女(MSさん)の体験談をご紹介させて頂きます♪
実は、この感想文は昨年の11月中旬に私が日本滞在中に頂いていたのですが、日本では怒涛のスケジュールで走り回っていたのと、NYに戻ってからは「珍コロ騒ぎ→コロナ枠チン狂騒曲」で、エライこっちゃの大騒ぎで、世界中の友人/知人から問い合わせを頂いたりで、タイミング外しまくって今日に至ってしまいました(MSさん、ごめんなさいね〜)
ちなみに、当セッション開始にあたってー
「正直、リウマチの手の変形は厳しい。これが天下の分かれ目と思って、薬もやめて、死にもの狂いで付いてきて下さい」
と私に言われて、必死に付いてきて下さったMSさんは、回を重ねる毎に「流れ変形」はどんどん改善し、２ヶ月後には憧れだった「ピース」もできるようになったとの嬉しい報告が
さらに２ヶ月後には、娘さんが生まれて初めて、家族そろって登山に出かける事ができたと、満面の笑顔でピースするMSさんとご家族の写真に、私も胸に込み上げるものがありました✨
ちなみに、「尺側偏位(しゃくそくへんい)」とは、手指の付け根から小指側に曲がる、関節リウマチにおいて生じやしぃ手指変形の１つです：
↑これはMSさんの手の写真ではありませんが、確実にこの方向に向かって進んでいました (だからこそ「天下の分かれ目と思って死にもの狂いで」と申し上げました。放っておけば、まさに医者の言うとおり「進行するだけの病気」になりますので😅)。
そんな変形の進行を見事に逆転させて、４ヶ月後には山登りまでしてピースしちゃった MSさんからの体験談はこちらから
私がリウマチを発症したのは9年前の冬。
20代前半で、就職がやっと決まって、卒論の追い込みだった時期。医者にリウマチだと告げられて、
「春には社会人になるので、それまでに治したいです！」と言った私に、
「リウマチは治りません。一生付き合っていく病気です」と返してきた医者。
あの日の絶望感、止まらなかった涙、携帯でリウマチを検索した時に見た、恐ろしい変形の写真の数々...
全部、今でも忘れることが出来ません。
それでもなぜか、心のどこかで、自分は絶対治るんだという根拠のない自信だけは常に持っていました(笑)
とりあえず医者に処方された薬を まあまあ素直に飲み(体調が良い時は飲み忘れてたー笑)、
平日は会社で体力仕事。休日は趣味のサイクリングや登山。
発症して数年は、軽い痛みは常にどこかしらにあったものの、よく動けていました。
でも、年齢が上がるにつれて事務仕事が増え、運動量が減ってきて、仕事が忙しくなってからは、段々悪化してきました。
残業が多かった時、大きな環境の変化があった時、産後の睡眠不足や育児疲れ…などのタイミングで何度か大きく体調を崩し、その度に寝たきり寸前まで動けなくなり、薬がぐっと増え、変形が進む…
自分で起き上がることもできなくなった私を見て、焦った夫におぶわれて、病院に連れて行かれたこともありました (あれ、マキさんと逆パターン(-_-;)
薬の力を借りて体は動くようになっても、変形は治らず、特に手の変形がどんどん進み、いつからか人前で手を隠すようになりました。
私には2歳になったばかりの娘がいます。今後、沢山思い出の家族写真を残したいけれど、不格好な手やガリガリになってしまった顔や体で写りたくない。沢山抱っこして、沢山遊んであげたいけれど、思うように体が動かない。
このままでは、この子が大きくなって私たちから離れていく時に後悔しか残らない… 何より、このまま薬に頼って生きていったら、あと何十年薬を飲み続けるんだろうか。怖い…
そんな思いから、マキさんのセッションを受けてみようと思いました。
マキさんのセッションを受け始めたのは今年(2020年)の4月。
コロナの影響で、ちょうどマキさんのセッションの予約も取りやすく、私も、セッション中に子供を見てくれる義理の母も、予定があまりなくなっていて、思い切って始めるのにちょうど良いタイミングでした。
マキさんのセッションを受け始めた時は、痛みであまり動きたくなく、食欲も落ちて、自分史上一番筋肉も脂肪もなく、思うように動けない悔しさがありました。
でもそれ以上に、「リウマチ体操」ではなく、普通の人と同じようなトレーニングが出来ることが嬉しかったです。
マキさんは、いつも始めにその日のコンディションを聞いて下さいます。でも「今日はここが痛い」と言っても、「大丈夫、大丈夫！痛くて当たり前！動かして！」と言われることが多かったです(笑)
それでも、本当に動かせない時は、無理のないメニューに変えて下さいました。
「大丈夫」と言われるから安心して動かせるーというのが、マキさんのセッションのすごいところだと思います。
マキさんのセッションを受け始めて最初に感じた嬉しい変化は、始めて２ヶ月くらいの時、ピースができるようになったこと！！
この頃には、ペットボトルのふたも自分で開けられるようになり、顔を洗う時に手に水が溜められるようになりました。
そして4ヶ月くらい経った時、なんと、念願だった久しぶりの登山に行けました！！
短いコースでもバテバテだったけど(^^;) 家族で登山してピース！の写真が撮れたこと、本当に本当に嬉しかったです。
そして、娘(今10キロ位)をほんの少しの時間なら片手で抱っこできるようにもなりました。走り出した娘を追いかけることもできます。今、パソコンを打っている手も動かしやすく、タイピングがスムーズです。
でも、ここに書いた嬉しい変化も、リウマチでなかったら当たり前のことなんですよね。当たり前のことを取り戻すために、痛みと闘いながら筋トレやストレッチ。そして、翌日の関節痛と筋肉痛のダブルパンチ(笑)
なんで当たり前のことをするために、私はこんなに苦労しなくちゃいけないんだろう…と思うことは多々あります。
でも、取り戻せないと思っていた「当たり前」を取り戻せること、多くの人が気づかない「当たり前」のありがたさに気づけること。これってすごいことだな、と思っています。
実は家庭の事情で、9月のセッションを最後に、マキさんのセッションは受けられなくなってしまいました。
今はマキさんに教えて頂いた動きを思い出しながら自主トレに励んでいますが、子供の前でトレーニングをしていると、大体邪魔されるので、思うように体を動かせない日もあります。
それでも、生活の中で少しでも体を動かすために工夫するようになりました。
約半年マキさんのセッションを受けられたのは、きっと神様が与えてくれたリウマチを治すためのきっかけの時間だったのだと思っています。
この半年間の時間とお金を無駄にしないように、これからも地道に自主トレしていきたいと思います。
いつかマキさんに「完治！！」のご報告ができるように…頑張りますね！(^-^)
＜以上＞
MSさん、素晴らしい感想文をありがとうございます
実際、彼女は積極的にどんどん体を動かすようになって、この感想文を頂いた時も絶好調のご様子で、娘さんと参加している野外遊びの親子サークルでのお写真も送って下さいました↓
スタッフさんと娘さんと３人で手を叩きながら歌を歌っている写真を何気に撮ってもらったら、ご自分の手が一層良くなっているのに気がついたとの嬉しいご報告でした (ヤッター
)
第３関節はまだ少し腫れているので隠していたそうですが、見えている指は、ほとんど普通の人の指ですよね
正直、私は「流れ変形」で、ここまで治した人を知りません (手術で一時的に改善したものの、再び悪化して前より酷くなった人は知っていますが😅)
私にとって初めて手がけた「流れ変形」のケースでしたがー
手指の変形は「適切な」運動療法でしか治らない
という持論に、さらなる確信を深める事ができました。
(注：「適切な」と鉤カッコしたのは、これはムチャ重要事項だからです。不適切な運動は逆効果で、変形を一層助長させる恐れがあるので要注意です)
ご自分の可能性を信じ、私のプログラムを信じて(涙チョチョ切らせながら?) 付いてきて下さって、さらにそれを終えてからも、日々努力を重ねて素晴らしい結果を出されたMSさんー
薬に頼らず、どんどん「普通の指」と「普通の日常」を自力で取り戻している彼女の姿は、多くの同病者だけでなく、コロナでビビリまくっている方々の希望にもつながると思いました✨
MSさん、これからもその調子で、いつか「完治！」のご報告を頂けるのを楽しみにしています (その頃には、いわゆる「一般健常者」よりも健康になっていると思いますよ🤣)
神から頂いた治癒力を信じ、それを最大限に生かし鍛えること
これはリウマチだけでなく、あらゆる病気に通じる事かも知れませんね
では、あなたも素敵な１日を♪
Love from New York
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NY年齢不詳トレーナーMaki
100才現役トレーナーをめざして絶好調！
リウマチを運動療法で克服し、気がついたらNYトップジムのモデル系肉体改造の人気トレーナーに
介護の心配ご無用の ”ピンコロ人生” に貢献いたします！
＊「ガールズ, ビー・アンビシャス!」Kindle版ついに発売
https://www.amazon.co.jp/dp/B08YXRVT5N/
↑書籍版に書けなかった秘話や最新情報満載！
（PC, iPad, スマホでも読めます♪）
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