こんにちは、まきの院長です

 

 

ももかんはサッカーやバスケ中に相手のヒザが自分の太ももに当たり打撲することをももかんと言います。

 

 

 

自分の大腿骨と相手の膝に太ももの筋肉が強く挟まれて損傷します。

 

 

 

例えるならドアに指を挟んだような感じですね

 

 

 

なので内出血を起こしたり、筋肉が挫滅という状態になっています。

 

 

 

しかし、打ち身だからと言って侮ってはいけません。打った部位や損傷の度合いによっては整形外科で切開したり注射で血を抜いてもらうこともあるのです。

 

 

 

整形外科のお世話にならないとしても、初期に適切な処置をしないと太ももの中で出血して膝の関節に血液が溜まってきます。

 

 

 

こうなると可動域制限などで、膝が曲がらなくなり運動ができなくなります。

 

 

 

外国ではチャーリーホースと言っているそうですよ(雑学)

 

骨折した競走馬が足を引きずって歩いていたことから名づけられたとか・・

    

 

整形外科受診の目安

 

 

 

一時的に動くことができていても、徐々に内出血のせいで痛みが増し、膝の関節に血が溜まり、動けなくなっていくことでしょう。結構痛みが強く、運動不能になる方も多いです。

 

 

あまりにひどい場合は整形外科で血を抜くなどの処置してもらわないといけないこともあります。その際の目安としては、
膝が90°以上曲がればとりあえずは大丈夫とされています(それ以上曲げられないのであれば整形外科に行ってもいいかもしれません)

 

 

 

応急処置はどうすればいいのか
負傷した直後は、その場で患部を冷やすことが多いかもしれません。いわゆるアイシングですね。私も昔はアイシングをすすめていましたが、今ではどっちでもいいと思っています。というのも冷やすとケガを治そうとする細胞の働きが低下すると言われているからです。

 

 

アイシングは痛みを軽減させることができます。痛み止めがない場合の処置としてはいいかもしれません。炎症を鎮める効果は多少あるでしょうが、早期に回復させたいのであれば、冷やさない方がいいと思います。

 

 

 

まきの接骨院のももかん施術

 

ももかんは腫れを引かせることが最初のポイントです。ですので、まずは超音波を当て内部へのアプローチを行い、次いで皮膚表面を軽くでいいですが膝を曲げながら、さすります。痛みはありますが何もしないより早く治ります。

 

 

強くさすると骨化性金炎といって筋肉が骨のようになってしまうことがあるようですので、自身で行う場合は注意が必要です。

最後に、補助的に腫れを引かせるためのテーピングをするといいのですが、ちなみにこれを貼っても運動中の痛みは軽減しません

 

最近、ももかんの学生さんが来院されたので写真を撮らせてもらいました。 

 

 

・太ももを上から押してみて痛みが出はじめる点をチェック

・太ももを下から押してみて痛みが出はじめる点をチェック

・太ももを内側から押してみて痛みが出はじめる点をチェック

・太ももを外側から押してみて痛みが出はじめる点をチェック

 

 

この×で囲まれたところが負傷部位です。たまたまホクロがあるのでここを中心と考えましょう

 

 

テーピングは短冊状にカットします

 

 

ホクロを中心にテンションをかけてテーピングを貼ります。
少し皮膚は緩めてあげるように引っ張るとなお良いです(中央に集める感じ)

 

 

完成! 

 

あとはこの部位の除圧を期待して痛みが強いなら安静でOK。

 

もしできるなら、軽く膝の曲げ伸ばしやウォーキングをできたらやってみましょう!

 

 

つらいときは痛み止めを飲むのも一つの手かもしれませんね。

 

 

以上ももかんについて当院での施術を公開しました。
セルフケアにも使えるはずなので参考になさってください。

 

あくまで早期回復のための初期対応です。痛みがあるけど試合に出たい場合は肉離れのテーピングをすると楽になることがあります。

 

 

   
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