牌姿などは動画を視聴して下さい。
可もなく不可もなくドラもなく、
そんな牌姿。
良い点は面子1、リャンメンターツ2つ、
ドラ受けが一応ある、巡目が浅い、親番。
こんなところ。
考えることは、
まず索子で面子3つを想定できるということ。
筒子で面子1つと雀頭を作るということになる。
当然、雀頭候補は、2筒と4筒。
面子候補は122、44、89筒ってことになります。
この筒子の形を見たときに、
122筒はまず外せないことが分かる。
弱いターツにフォロー牌があると考えることができるからだ。
4筒の対子は122筒が面子になった場合の雀頭候補。
ってことでフォローもない愚形ターツである、
ペン7筒ターツを外すことになります。
8筒、9筒どちらから外すのが良いかというと、
これは断然に9筒。
まず巡目が浅いので守備を考えなくて良い。
(タコ鳴きされて筒子の染め手とかでない限り)
ってことで、9筒からきって、
ドラ6筒が来た時に、
カン5萬、カン7萬で受けるために、
8筒を残す選択が良さそう。
ただ、そういった場合に、
9筒を切った時に決めておく。
状況によるけど1筒を切りそうです。
122448に6を引いて1を切ると、
224468の形になる。
そして、索子で面子ができたら、
22468で持つかな。
唯一の打点の種がドラ6筒なので、
6筒を使い切る牌姿にする。
大体、そんなイメージとなる。
ちなみにドラ6筒より、
索子のどちらかのリャンメンターツが、
面子になる可能性の方が高いため、
そうなった場合は素直に8筒を切るかな。
6筒は4筒があるので、キャッチできますからね。
ここから先は蛇足。
何切る以上の話をしています。
この牌姿から9筒きること自体は、
そんなに難しくはないですが、
その後の対応をどうするかというのが、
難しくなります。
平面何切るなので、
それでも難しさは感じない人もいるかもですが、
すぐに聴牌するイメージもないため、
実際には降りとか迂回するとか、
そういったことが多々ありそう。
この牌姿から守備的に8筒から打ったからといって、
成績に直結するということはないです。
雀魂の雀傑レベルまでなら、
成績に直結するほどではない印象。
なんでかというと、
8筒を使うケースって、
6筒か7筒を先にツモってきた場合のみ。
他の有効牌が、
2筒、3筒、4筒、5筒、2-5索、6-9索、
8種27枚。
6筒と7筒を足して、35枚。
有効牌の20%が6、7筒になり、
80%は8筒を切ることになります。
索子が例えば778索とかになって、
8筒切ることもあるので、
実際には、90%ぐらいは、
8筒切ることになりそう。
他家の先制聴牌も当然あるわけだから、
この牌姿から和了に至ることは、
そんなに高い確率ではないです。
この辺りを考慮すると、
一般的なレベルである雀傑レベルであれば、
打8筒によるドラツモからの7筒受けのロスは、
相手のミスや先制聴牌に相殺される可能性が高く、
成績に直結するほどではないと言えます。
逆に相手のレベルが高いと、
成績に直結する可能性があるということなので、
こういった割と精査しやすい選択は、
きっちりやれると良いと思います。