今回は押し引き判断から入ります。
手組は良い手だったので、そこまで悪手はありません。
まず、2着目のライバルから立直が入ります。
私は前巡の打西の段階で、平和、ドラ赤でダマ聴牌。
立直者の現物2萬の待ちがあるのと、
スジは7本取っているので残り11本なら押し優位。
大体は押し切るって感じですね。
Mortalも西のところでダマ推奨でしたし、
ここも押しでした。
ラス目の対面から立直が入り、どっちのも無スジの6索。
これはいけません(笑)
体感、30%ぐらい当たりそう。
流石に東の対子落としで回りましょう。
平和で聴牌し直せる可能性があります。
まぁそうですよねー。
段位戦でなければ西切りの段階で立直もあったけど、
ラス回避なら、ダマでこういうのに備えて打つのが良い。
結局、ツモってきた安牌を切っているうちに、
対面が下家に放銃。
これでラスが一歩遠のいた。
流石に残り2局だと、ラス率はこうなる。
対面は親もないので、相当厳しい。
ここからは私は連対するために、割と全力で3着目の親を流したいところ。
9種9牌で流して南3局の1本場。
ドラ2、赤1!!
全力でタンヤオか役牌を重ねるかで和了に向かうしかない!
迷わず打1萬。
と、ここでは思っていました(笑)
これ、まぁ立直手順も残したいから、オタ風から切るべきですね。
こういうのは三麻でも良くあることなので、
こういうターツが足りてない時の1萬は大事です。
素直にオタ風を切りましょう。
ここでも8筒を切ってしまい、
Mortalさんに怒られます。
これはどう見ても1萬です。
くっつく見るにしても8筒が優位ですからね。
そして、役牌はここで切るのはダメ。
そして、ここ!
このドラ8萬のポンは声が出なかった。
1萬をここまで引っ張ったなら、声を上げるべき。
別に役の後々付けでも良いし、染めても良いしで。
結局、ここで南が対子になります。
流石に役牌切るかなーって感じですね。
七対子一向聴でもありますしね。
ここで迷いました。
打中でダマ、打赤5萬の立直。
私は打中でダマにしました。
これ、よくよく考えると、打赤5萬立直が良さそう。
これは後述。
Mortalさん、赤5萬切り立直ですね。
これすると、立直、七対子、ドラドラなんですよね。
一応、中切り立直だと跳満確定。
ただ、対面が染め手っぽいので、5萬は非常に出づらい。
対面の関係で中もそんなに出やすい牌ではないですけど、
対子で持っているかもしれない、上家、下家が打ってくれるかもなので、
和了率とか考えても、赤5萬切り立直ですね。
これ、仮に満貫放銃しても、
まだ2着のままで、オーラスは放銃さえしなければ3着耐えることがほとんど。
そして、対面はあっても8萬1枚って感じですし、
そもそも、聴牌率が20~30%って感じがします。
生牌の発が出てきているので、一向聴ぐらいにはなってるかもですが。
後、東を2巡目に切っているので、割と染め手じゃないケースもあるかな。
ということは5萬はそこそこ打ちやすい牌です。
実際の相手の手牌はこんな感じ。
やっぱり対面は聴牌はしてなかったですね。
まぁ下家はドラ8萬切りから、そこそこ手が良いってのは分かります。
実際に手がそこそこ整ってるし、場風もある。
多分、実戦で赤5萬切り立直したら、
対面が一発で中を切って終了だったと思います。
実際には、
5萬をツモってきて跳満で対面を飛ばしてトップ終了。
赤切っても、立直かければツモって跳満は変わりませんし、
下家はともかく、上家は放銃がラスに一歩近づくので、
余程の手じゃない限りは降りるでしょう。
ってなると、対面以外は勝負できないし、
勝負してきても満貫放銃は2着でオーラスなので、問題なし。
立直をかけたことによる中での出和了率を考えても、
ここは赤5萬切り立直が優位ですね。
トップで追われたものの、下手くそな半荘でした。