ここまで牌譜検討してですが、相手のレベル。
私と似たようなレベルの方がいらっしゃったので比べてみました。
というのは、一度、雀豪になってからの雀傑への降段者で私と同じ。
それ以外で見るのは、対局数も似たような感じで平均順位も近似。
<金の間の東風戦のデータ>
雀傑3 私 相手
平均順位:2.34 2.38
立直率:12.53% 21.15%
ダマ率:18.39% 3.97%
副露率:32.66% 35.02%
和了率:20.82% 23.72%
放銃率:10.58% 12.58%
流局聴牌率:35.90% 58.10%
上がり巡数:11.98 12.57
平均和了:6932 6894
平均放銃:5661 6248
連対率:53.63% 55.19%
1位率:26.61% 25.00%
2位率:27.02% 30.19%
3位率:31.85% 26.42%
4位率:14.52% 18.40%
同じ降段者、近似した平均順位でも、ここまでデータの違いがある。
私は守備型、相手は攻撃型という感じ。
基本、雀豪まであっさり上がっている人は、
放銃率が10~12%台の人が多い。
13~14%ある人は和了率も23~24%という感じ。
大体、和了率-放銃率が10~11%ぐらいにはなっています。
データ上では、雀豪を維持している人とそんなに変わらないんだよね。
何か違いがあるとすれば、やっぱりミスが多いか少ないか、
甘い打牌をどれだけ打たないか。
相手は玉の間で放銃率16%を超えてました。
守備型の私でも12.8%だった。
これ、甘い打牌を咎められた形だと思う。
多分、ミスも多い。
後、両方ともに似た傾向があったのは和了率が3%落ちていた。
ツキじゃなくて、牌効率と副露の仕方に問題があった可能性がある。
後、相手の聴牌に怯えて、簡単に引き下がりすぎた可能性もある。
相手が強くなったからって点数が倍増するわけではないので、
状況把握して押し引きしていかないといけない。
降段したのが4月4日で5日から金の間で打っています。
そこから72~75局で再昇段にかかりました。
バランス取り戻すのに少し時間がかかり、
勉強記事を書き始めてから、ド安定しました。
直近30局で4位3回、3位10回、2位8回、1位9回(連対率56.66%)。
4位を取る回数が少ないのは、30局も打てば運だけではないです。
金の間なら相手より牌効率でアドバンテージを得ていて、
無駄に振り込んでいない証拠です。
これが玉の間になると、牌効率のアドバンテージが消えます。
基本的な牌効率は全員できるレベルなので、間違いないです。
となると、押し引きのセンスがなければ簡単に落ちます。
戦略を考えないと、あっという間にやられます。
200局以上は玉の間で打てていたから、
対等にやれていた時期はあるはずですが、
メンタル的にバランスを崩して、打牌が乱れて降段。
押し引きがボロボロだったのでしょうね。
雀聖になっても玉の間にはお世話になるでしょうから、
雀豪以降は勉強のためにも金の間に戻る気はないです。
相手が優秀な方が良い牌譜が手に入りますしね。
落ちるまでは勉強させていただく所存です。
上手い人の牌譜で勉強していくのも良いのですが、
自分が打って、自分のミスや弱点を牌譜から認識した方が身になります。
上手い人の牌譜はその人の解説込みでないと、
セオリーと違う打ち方した場合、何が何やら分かりません。
実際に、プロの打ち方、そういうのありますしね。
もし、上手い人の牌譜で勉強するなら、プロの解説付きの動画を見た方が良いです。
と、少し話がずれてきたので、この話はここまで。
順調なら次の次ぐらいからの記事は、
玉の間で打った牌譜で検討していきます。
(多分、後2~3戦で雀豪かと)