満貫上がった直後の親で、
もう一つ上がっておきたいなという局面での押し引きを考察。
1巡目で白をツモったので9筒切って様子を見ていたら、
2巡目も白ツモだったので、鳴いて白赤1で上がる算段をしました。
白バックは親ということもあり流石に上がりにくそうなため、
鳴くのは白からにして、他は我慢という感じです。
そして、ここでドラ6萬を持ってきて少し困ります。
私はチーぐらいあら許容しようという感じでツモ切りして、
2-5萬待ちで打点より上がり率を重視しました。
結果、ポンされて、さらに困ることになります。
下家から7萬が出てきて、そろそろ危険な感じ。
ただ、まだ聴牌ではないと考えていました。
この局面で、もう1巡だけ押して3筒切ります。
5筒が自分からは3枚見えで1筒も3枚見え3筒が鳴かれる可能性は低い。
ここは押してもいい場面かなと考えました。
そして次巡に5索をツモで、これは押しませんでした。
これは索子の真ん中がほとんど見えてないので、鳴かれるとアウト。
鳴かれるのはマシな方で当たる可能性すらあります。
というわけで、1筒切りで手じまい。
上家から立直が入ったので2人をケアしながら打ちます。
3筒は可能性は少し低いものの危険牌になったので、1筒切りですね。
この後は4筒、7筒あたりが候補になってきます。
読みとしては1打目の7索で、89索で待つケースは少ない。
ただ、8索は下家にきついので9索なら切るかなという感じです。
3-6索待ちもなくはないですが、その後、手から白、北と出してきているので、
完全孤立牌だったことが考えられる。
45索もっているなら7索切りが早すぎますので、この線もなくなります。
索子の2-5索、1-4索が危険牌かなと。
索子は下家に危険なので、9索以外は切れないですけどね。
筒子は2-5筒は本線で危ない。
344筒からの4筒出しは十分にある。
下家にも危険すぎる。
445筒からの4筒切りはワンチャンなので3-6筒は可能性としては薄い。
468筒からの7筒は少しあるかもしれない。
4688筒から8筒ほぐして4筒切りで聴牌はあるかなと。
ただ、下家の打点を考えるとそれで立直は厳しい。
この線も薄くて、当たってもそんなに痛くはなさそう。
なので、筒子は2-5筒以外は問題なさそう。
何度も言いますが、下家には中牌、あまり良くないです。
この段階だと萬子は危ないなという感じでした。
ただ、フリテンは予測してなかったです(笑)
結果、きっちり降りることに成功です。
対面は2萬切りのところで鳴いて聴牌取っています。
この時、私は対面に無警戒だったので危なかったです。
最後は自分以外が聴牌で3000点支払って流局。
ターニングポイントは11巡目の5索を鳴かせなかったところ。
結果論ではありますが、鳴かせた場合、この後、鳴きが入らなければ、
下家のラスヅモで2筒をツモりあがります。
押し引きが相当大事な局面できっちり打ち回せたのは良かったなと思います。
結果的にこれが生きてオーラスで3900点を上がってTOP終了になります。