【雀魂】麻雀勉強15(手牌読み) | まっきぃの『走』で生涯現役を目指す日記~走りも競馬も麻雀も生涯現役!~

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30代になってから再び走りに奮起!
主はランですが、競馬ネタも少々。
2023春より麻雀を頑張り始めました。

自分が麻雀にどっぷりだった20年前より、

中間層のレベルがアップしている気がします。

自分も最近は良く視聴していますが、

麻雀プロの方が情報を発信しているからだと思います。

 

多井さんの雀風が好きですね。

まさにバランス型で相手を研究して、それに対応した打ち方をする。

将棋や囲碁で言うところの棋譜研究をして対応されてます。

まったく同じ状況というのは将棋や囲碁と違ってほぼないですが、

だからこそ引き出しの多さは、そのまま武器になるのが麻雀。

 

というわけで、自分も牌譜研究です。

これまでは切り取り研究でしたが、この回では相手の牌読みを掘り下げていきます。

 

 

親の初手1萬は速いかもという疑惑程度でしたが、

対面の初手7萬は方針が固まってる打ち方。

この段階で速いとか染め手、打点が高いとか、自分にとって不利益な状況。

ドラの北の行方次第ですが、自分は遅そうな手で打点も上がりそうにない。

整えつつ配牌から降りを意識して打ちます。

 

ちなみにこれで上がり切ろうと思ったら、

北を対子か暗刻になることが前提条件。

初手でドラの北を切る場合は、最低でも赤含みの両面十分の2向聴。

今回は他家が北を切って反応がなければ、自分も北を切って、

手を作って先制できれば立直するかも程度。

 

 

親も2巡目で3筒でかなり速そう。

対面も7索、上家も2萬で悪くはなさそうな気配。

悪いの自分だけみたいなので、勝負はできそうにないですね。

とはいえ、完全に無警戒にさせるのも嫌だったので、

降りを意識しつつ、何か河で迷彩できればと考えます。

 

 

4巡目です。

親は中牌を切りまくって、索子が良い形なのかなと推測できます。

この時はこの程度でしたが、親の手を見てもらうと、萬子も3面張で、

3筒より6萬の方が価値があったということになります。

親に対しては6萬周辺の牌、索子は絞る対象になります。

 

そして対面は索子を整理した後、私の西切りに反応して西を切り出しています。

これは字牌の重なりを待っていた可能性が高く、

役牌でもない西すら持っていたということは、状況的に混一色が濃厚、

もしくはすでに役牌が対子、暗刻になっていることが考えられます。

 

親に対してもですが、ドラの北は最低2枚出るまでは切れません。

七対子のことも考えると切らない方がよいですね。

この段階で抱え込んで流局を狙う方針で最終的に北単騎で聴牌できればなという感じ。

ゆくゆく当たり牌になりそうな2筒を切り出します。

 

 

2萬、5萬と切り出して親は鳴きませんでした。

この段階で鳴くと打点が高くないということでタンピン系です。

チャンタ系にしては初手が1萬なのでないかなと。

 

対面は筒子の混一色でほぼ確定でしょう。

東に反応せず中を切り出しているので、白、発、北は要注意。

南は2枚切れであっても対子なので無視。

立直が来たら萬子も1~6萬は要注意という感じです。

北抱えて立直が結構な確率でありますからね。

 

上家にあまり触れていませんが、形は出来上がっていても、

あっても一向聴かなとそんなに警戒はしていません。

ここが立直きても1萬切りで逃げられる。

 

 

対面の手を見ると6筒に反応してないです。

この河だとバレてるだろうと想定して9筒も3枚切れだしで、

親の6筒をチーして678筒で一向聴にするかな。

親も6筒を切り出してきて、よいよ聴牌という感じだしね。

最悪、安牌の南があるし仕上げにかかっても良いかなと。

 

親は対面の8索に反応して1索を切って萬子の3面張で聴牌です。

この鳴きで役牌バックかタンヤオで赤1あるかなという程度の打点。

北ありの役牌バックは怖いので白や北は切れないです。

 

 

そして対面が2萬を切って親に振り込み東1局は終了です。

2、5萬を先に切ったのは生きた。

索子の真ん中は当然危ないとして、6、3萬切ってるし2萬は通りそうな気がする。

ただ、この3萬ツモ切りは3-6-9萬はなさそうという程度の意味でしかない。

相変わらず2、4、5、7、8萬は危険牌である。

後は手から切った6筒と序盤の8筒で、

566筒、556筒は容易に想像できるので、

4-7筒の両面、5筒、7筒のシャンポンで危険牌。

特に7筒は超危険牌という感じ。

ただ、8筒と3筒を序盤に切っているということを考えると、

危険度は索子>萬子>筒子の順番。

字牌の出が悪すぎるので、筒子もあまり油断はできないから、基本は安牌から。

 

上家も北を抱えたままなので手を進めているので、

少なくても自分と同じか、それ以上の打ち手というのは分かる。

 

たられば話になりますが、どっちかが北を切り離していれば、

対面は鳴いて、筒子も積極的に鳴いて手を作っていたと思う。

上家が北を2巡目に切って鳴かれていたら、南が枯れる前に対子になり、

対面がツモっていたはずの南は上家の手に入るので、

おそらく南は切り飛ばして鳴かれて聴牌だった可能性がある。

南ドラ3混一色で跳満確定。危ない場面でした。

親は上家と自分に感謝しないとね(笑)

 

 

親の1500点の上がりなので、良くある1局になりますが、

この1局だけでも意外と情報量はあるので、

勉強になるという好例かなと思います(中級者レベルまでかとは思いますが)。

 

 

牌効率を極めたら(山読み含めて)、

それだけで上位とも戦えると思いますが、山読みはセンスがあると考えています。

危険度の認識は、こうやって牌譜を見ていくと、感覚で覚えていくと思います。

 

 

今回だと親の序盤の6萬切りのところで、

2段目の東で親立直が入ったとしても、感覚的に萬子は打たなくなります。

こういった危険牌の読みは、凡人でも勉強すれば覚えられます。

打っているだけだと頭に残りにくいですが、

時間をかけて考えながら進めていると頭に残ります。

だからこそ、自分は勉強の代わりにブログという形でアウトプットしています。

時間はかかりますけど、スマホ一つで見返せますし、悪くないかなと。

(自分のレベルの低さに絶望はしますが)

というわけで続けていこうと思います。