自分の身体 | せっかくガンになったから

せっかくガンになったから

せっかくガンになったから、魂が震えるような奇跡の時間の中だけを生きています。


去年9月から  “ 絶対に無理なこと “の数々に挑戦した結果、自分でもビックリするくらい身体が変わりました。

これは2016年に進行性のガンだとわかり、その時の私はヘモグロビンが4まで落ちていて、朝起きるとロシア人の様に真っ白な顔で極度の貧血状態。

それなのでまず大量の輸血をして、
その後から48時間分のシスプラチンの抗がん剤の投与、
35回の放射線に全身麻酔を4回しての内部照射の放射線治療。

今思い返してみるとこの体験は何人もの人の血液が突然私の体にどんどん入ってきて、大量の抗がん剤が毎週投与され、そして土日以外は毎日放射線を浴びている。

まさに細胞が音を立てて崩壊して、体が壊されていく感じだったかな。。。

治療が終わってからは味覚が無くなり、身体中がバリバリになって椅子から立ち上がるのも、階段を降りるのも気の遠くなる様な事で、自分だけがなにか別世界に住んでいる様な不思議な時間。

あれからもう少ししたら三年が経ちます。

どんなことがあっても大丈夫!
って自分に言い聞かせながら、筋肉も体力もゼロになっても海辺を歩く事から始めて、少しづつ身体がついてきた。

それがアウトリガーカヌーに出会ってから、この私の体に体幹と筋肉がついてきたのです。

この感覚は一度全てが無くなったからこそわかることで、あの崩壊していた身体がここまで変化していく事を体験してしまうと、

人間の体には限界はない!

と改めて実感してしまいます。

今辛い思いをしている人に伝えたい。

あのボロボロだった私がここまでなれたのだから、諦めないでって。

本当に奇跡は起こるから✨✨