ありがとう ありがとう ありがとう誰もいない広い広い海をひたすら歩く。原生林の小径を歩けば、一歩あるくたびに蝶が飛び立つ。この2年間どれだけ砂浜を歩いただろう。。最後の治療と決めて始めた事だけれど、何か要らないものがどんどん足の裏から出て行くたびに、必要な物が必ずやってくる。嬉しい奇跡が起きる時は、自分の身体の中が空っぽになるくらい、沢山のものを手放した時に起こるのかもしれない。