ありがとう ありがとう ありがとう | せっかくガンになったから

せっかくガンになったから

せっかくガンになったから、魂が震えるような奇跡の時間の中だけを生きています。



誰もいない広い広い海をひたすら歩く。

原生林の小径を歩けば、一歩あるくたびに蝶が飛び立つ。

この2年間どれだけ砂浜を歩いただろう。。
最後の治療と決めて始めた事だけれど、
何か要らないものがどんどん足の裏から出て行くたびに、必要な物が必ずやってくる。

嬉しい奇跡が起きる時は、
自分の身体の中が空っぽになるくらい、
沢山のものを手放した時に起こるのかもしれない。