🎍賀正🎍
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します
ブログにお越しいただき
ありがとうございます♡
昨年の感謝は昨年のうちに。
昨日、鹿島神宮に
年末詣でに行って参りました。
奥宮に向かう奥参道は、
とても気持ちのよい場所で、
歩いているととても落ち着きます。
鹿島神宮の奥参道は、
玉砂利ではなく
堅い土の道であるため、
歩いていると、
足音は地面に吸い込まれていき、
静寂の世界に入っていく
そんな感覚になっていきます。
奥参道の途中に
右に折れる道があります。
ふと見ると、
太陽の光が降り注いでいました。
いつもは通り過ぎる道ですが、
太陽の陽射しに誘われて行ってみると、
たくさんの光の柱が
地上に降りてきているようでした。
鹿島神宮から香取神宮へ
駆け足でお参りに行こう
と思っていたのをやめて、
じっくりと神宮の杜を
歩いてみることにしました。
初道を奥まで歩いていくと、
切られた樹が寝かせてありました。
伊勢神宮外宮の入口にある
『せんぐう館』で
お聴きした、
鳥総立て（とぶさたて）
を思い出しました。
伊勢神宮の式年遷宮のために、
200年かけて樹を増やしているそうで、
使用する樹を切る際の神事だそうです。
無事に伐採出来た感謝と
次の木の生長をお願いする
太古からの自然に感謝する慣しで、
切った樹の幹に
枝を挿すそうです。
鳥総立ての説明をお聞きして、
単細胞な私は、
【すごい！伊勢神宮に奉納する樹は
こんな形で増えていくんだ！】
と感動して、
説明してくれた方にお尋ねしました。
「すごいですね！
このような形で増えていくんですね！」
「樹に挿した枝は
すぐに枯れてしまうんですよ。
そして、ここには書いてはありませんが、
樹を切る前に、樹を3回叩き
その樹を栖にしている生き物がいないか
確認してから切るんです。
生き物がいたら、
その樹は切らずにおくというのは、
日本人の優しさですね。」
そうだよ、そうだよね。
どうやって根を張るというんだ。この堅い幹に。
でも、生き物がいたら樹を切らないなんて、
そこがすごいよ日本人だね。
樹の切り口を見ると、
味わいのある年輪に、
雨風を防ぎながら、
どれほどの歳月を立っていたのかと
感慨深いものがありました。
太陽の光の下を歩いていると、
元気に歩いてこられたことを、
生きていられることを
ありがたく感じました。
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お正月だから、両手揃えてご挨拶。by コタロウ
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