どんなおっぱいを作るか。 | なまいきシャルロット

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乳がん初心者。
ここでしか言えない気持ち。
綴ることで少しでも強くなれたらいいな。
愛する人たちのために、生きていたいから。

今日は朝から乳房再建のクリニックで診察。


アタシは告知を受けたのと同時に再建の説明をされた。「手術の2週間前までにエキスパンダーを注文しなきゃいけないから、同時再建するなら、早めに決めめてね」と。


おいおい、おっぱい取るってことだけで頭がいっぱいなのに、すでにその先のおっぱい作ること考えなきゃいけないのかよ!ってのが、その時の正直な感想。


そう、迷ってる暇なんてないの。

おっぱい取る=同時におっぱいを作る時代なんですね。


でも、この「おっぱいを作る」ってのにも決めなきゃいけないことはたくさんあって・・・・


今年の7月から人工物を使用する方法(シリコン入れるやつね)も保険が適用されることになったけど、それはごく一部のシリコンだけ。適用になったシリコンは形が真ん丸で、さらに製品の性質上10年前後で新しいものと取り換えが必要。


でも最新のものは、形がしずく型ですごく自然に作れ、基本的には交換の必要はない。安全性も高い。ただ保険は使えない。


おっぱいが小さい人は、この真ん丸タイプでも、けっこう自然にできるらしいのだが、自慢じゃないが、アタシのおっぱいはまぁまぁ大きい。そーなると、真ん丸だと叶姉妹みたいな不自然おっぱいになりそうで怖い。


そんなあれやこれやの葛藤があり、悩んだ挙句、アタシは保険の効かない「しずく型」を選びました。(しかもこの短期間で良く決断したよ!)


そーなると、また話がややこしくて、アタシが乳がんの手術を受けるのは大学病院で、その手術の時にエキスパンダーを入れてもらう(ここまでが大学病院での作業ね)そこから先の、定期的にお水を足していくのと、最終的にシリコンを入れてもらうのは、保険診療をしてないクリニックになる(乳房再建をメインでやってる美容整形外科みたいなとこ)


なわけで、先にクリニックの診察を受け、エキスパンダーのサイズを決めてもらい、それを大学病院に伝えて注文してもらわなきゃいけないの。


なんともややこしいシステム。


そのクリニックの診察が今日でした(やっと本題(苦笑)アタシはいちいち話が長い!)


さんざん調べていたので、ものすごく新発見!みたいなのはなかったけど、看護師さんがとても話しやすい人で、いろいろ教えてもらえました。


なかなか有名なクリニックのようで、すっごい偶然だけど、夕方のニュースに、クリニックの院長先生が出てました。「あっ!この人とさっき喋ったよアタシ!」と一人テレビの前で興奮しちゃいました(笑)


本当はね、一番心配なのは・・・

「がん」であり「転移」「再発」だよ。

怖いよ。ありえないほど怖いよ。

でも、見えない敵すぎて、未知すぎて、考えようにも考えられない。思考が拒否しちゃうの。


だからね、おっぱい作ることに一所懸命になっちゃうんだろうな。せめて自分で選べるところは、納得がいくものを選びたい。


病気は選べないからね。


なわけで、アタシの乳房再建計画は第一歩を踏み出しました♪



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